《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 7200系のもう一つの特徴として電動車は1両で完結することだといえます。吊り掛け駆動を採用していた旧型車の時代は、主制御器と主抵抗器といった主機類と、空気圧縮機などの補機類は1両の車両に搭載することができ、電動車は1両単位での運用が可能でした。しかし、カルダン駆動が採用された新性能車は、国鉄101系をはじめとして主機類と補機類は別々の車両に搭載し、2両1ユニットで運用することが前提となりました。 このユニット方式(MM’ユニット)では、電動車はM車とM’車を必ずユニットとして連結しなければならないため、車両の形式構成…