1904年12月20日に竣工した 京都府庁旧本館。 設計は京都府の技師を務めた松室重光、ネオ・ルネサンス様式の建物を多く手掛け、中央大屋根の両脇に一段低い屋根を左右対象に張り出し南玄関にはベランダを配した重厚感あふれる内部意匠と相まって工芸品の趣を感じさせます。 現在も一部執務室として使用され、2004年に国の重要文化財に指定、講演会場やコンサート会場、結婚式場など市民に広く開放されています。 見学したのが祝日で、正門は閉まっているので東門守衛所にお尋ねしたところ見学は時間内であれば何時でも自由に出来るそうで、平日17時まで旧知事室等の常時公開も行われています。 現役の官公庁建物としては日本最…