★★★☆☆ あらすじ 芥川賞受賞作で映画化もされた「花腐(はなくた)し」を含む著者の初期作品6編を収めた作品集。 タイトル「幽」の読みは「かすか」。 感想 収録された六編の中のひとつ「幽」は、体を壊して会社を辞めた中年男が、元同僚に借りた一軒家で暮らす様子を描いた作品だ。 まずこの家が変な家で、、時間と共に間取りが変化する。行き止まりだったはずなのにさらに奥に部屋が現れたり、階段の場所が毎回違い、時には消えてしまったりもする。だが主人公は怖がったり驚いたりすることはなく、奇妙だけど別に困らないからいいかと平然と暮らしている。 映画版 変な家 間宮祥太朗 Amazon 主人公は、あちこちを散歩し…