<米誌タイムは、岸田文雄首相を表紙に掲載し、「日本の選択」と題し、岸田氏が「長年の平和主義を捨て去り、自国を真の軍事大国にすることを望んでいる」と紹介した。記事では岸田氏がG7広島サミットで民主主義国の団結を狙うと説明。防衛費の増額で「世界3位の経済大国に見合った軍事的影響力を持つ国にしようとしている」とした。一方で「核兵器のない世界」を目指す岸田氏の理念と防衛力強化が矛盾するとの意見があると指摘した。共同> ◯核の拡散と抑止の矛盾発言 <松野博一官房長官は、会見で、米国の核抑止力を含む拡大抑止は日本の安全保障にとって不可欠であるとしつつ、核兵器のない世界を目指す取り組みとは矛盾しないとの見解…