棚貸し本屋

前回の復習：ミニ書店を作ろう！ 前回、みんなで区画をひとつずつ分け合って書店運営をおこなう「シェア型書店」（棚貸し本屋）について書きました。 いま話題の神保町「ほんまる」のように、棚をひとつずつ貸し出して、各棚の借り主が自由にミニ書店を作れる形式の書店のことです。 前回記事を書いてからずいぶん時間が経ってしまいましたので、もう一度お読みになりたい方は、こちらへどうぞ。 snow-moon.hatenablog.jp そういうわけで、うまく自分に合うシェア型書店を見つけて契約できれば、棚ひとつぶんの小さい本屋を始めることができます。 誰でも、棚ひとつぶんのミニ書店の店主になることができます！ こ…

ブログでのご報告が遅くなりました。 雪村が棚ひとつで運営している新刊書店、「こんなところに宝箱が！書店」は、３月からシェア型書店を引っ越しまして、今は「西日暮里BOOK APARTMENT」に棚を構えています。 ２月まで所属していた「センイチブックス」は、建物の２階にあって外階段を上がる必要があったのですが、今度の「ブクアパ」（というのが略称みたい）は１階にあり、荷物の搬入がしやすくてホッとしています。 雰囲気もとても違っています。「センイチブックス」は、グリーンを備えたナチュラルな隠れ家のような空間でしたが、「ブクアパ」は通りに面していて、出入りのしやすい開かれた場所です。どちらにも、それぞ…

「ひととび書籍部」として入居している西日暮里BOOK APARTMENTでフリーペーパーを発行しました。 10月上旬にJR日暮里駅コンコース内で行われた「日暮里ご近所市」で、「ブクアパ（西日暮里BOOK APARTMENTの通称）名義で何か配れるものがほしい！」と思い立ち、舟之川が発起人＆編集長となって企画しました。他に棚主お二人が加わってくださって、制作を進めました。デザインはブクアパを運営しているHAGISOさんに担っていただきました。運営と棚主でコラボレーションするというよい経験となりました。 中身は、16名の棚主さんにそれぞれおすすめの本を紹介してもらっています。見事にジャンルやテイス…

はじめに はてなブログで記事の有料販売ができるようになったので、棚ひとつぶん（本が25冊置けるくらい）のミニ書店の作り方を、このブログの中でまとめてみることにしました。 私自身のミニ書店では、新本を仕入れて定価販売する「新刊書店」を運営しているのですが、まずは、新本であれ古本であれ、ともかく「ミニ書店を構える」ことの説明から始めてみようと思います。 今回の記事は、全文を無料公開したうえで最後に有料設定を置いておきます。あまり気にせずお読みになって、「これは良いことを聞いた」と思われた方だけ、もし気が向いたら、おひねりを投げていただけたら嬉しいです。 なお、2023年6月～7月時点の情報を中心に…

棚貸し本屋の西日暮里BOOK APARTMENTに［ひととび書籍部］として入居しました。 舟之川聖子の制作物と、おすすめの本（新刊・古本）を選書して販売しています。わたしもたまにお店番で入ります。 JR山手線 西日暮里駅改札から10秒。 水〜日 12:00〜20:00 ふらっとお立ち寄りください 西日暮里BOOK APARTMENT instagram @book_apartment_nnpweb https://scramblebdg.com/book-apartment/ ひととび書籍部の本棚の情報はインスタで随時お知らせします instagram @seikofunanok

2022年3月に売れた本 2022年3月は33点が売れました 売上金のお渡し おまけ 2022年3月は33点が売れました 2022年3月は33点が売れました。売れた本（や雑貨）を1点ずつご紹介します。 2022.3.1（火）は「柚子だな。」の「飛田和緒のなべ 6つの“基本だし”でいつもの味が美味しく変わる！」が売れました。 飛田和緒のなべ 6つの“基本だし”でいつもの味が美味しく変わる！ 同日、「はないちご」の「土井善晴の素材のレシピ」が売れました。 土井善晴の素材のレシピ 2022.3.3（木）は「はないちご」の「仕事文脈 vol.9」が売れました。 仕事文脈 vol.9 同日、「手から手へ…

2022年6月から棚利用料を1500円→3000円に値上げします 棚利用料の値上げ シェア型本屋の増加 ブックマンション 本屋を旅する BOOKSHOP TRAVELLER 西日暮里BOOK APARTMENT 100人の本屋さん 渋谷○○書店 小さなシェア型本屋+お店番ギャラリー@ブックスタジオ HONYAらDO センイチブックス 棚利用料の値上げ 2021年5月31日の正式オープン以来394冊を売り上げました（2022.3.31現在）。これが多いのか少ないのかはわかりませんが、空き家だった元骨董品屋が新しい価値をつくる場所へと生まれ変わっていることは確かです。48の棚主それぞれが小さな本屋…

お店のことあまり触れてないので書いておきます。３年間の地域おこし協力隊の任期後に『駅と珈琲』という本とコーヒーのお店をはじめました。初めはタープテントでのイベント出店のみでした。たしか協力隊の２年目のとき。その後、スーパーたかすかさんの前の屋台でも出店させていただき、横河原駅前のフリーデイズイン横河原さんの１階でも出店させていただき、現在の場所でお店を構えるにいたりました。(このあたりの日々のことも書いておきたかったです..) 移住してきたときはお店をやるつもりなんてありませんでしたが、東温市に来たときから「本屋とコーヒースタンドがほしいな」とは思っており、気づけば自分ではじめるという流れにな…

Nilに出張。家で切らしていたコーヒーを二杯飲み、本を読みながら、本を売った。市川の棚貸し本屋で本を売っていたという方にお会いし、話をすることができた。普段、同じ仕事の方と話をする機会は意外に少なく、刺激になった。自分が住んでいた頃の市川にはまだ、そのような取り組みはなかったと思う。身近な所から、本にまつわる環境が変わりつつあるのを感じる。

県大シリーズ、第30回。なんとか来れました、記念すべき30回目。 今回は長野県立大学の築山ゼミの学生たちによる、「まちかど図書館ぼたん」プロジェクトの代表、小林ちひろさんにインタビュー！ インスタで見かけてからずっと気になっていたのですが、ついにお話を伺うことができました。

別の仕事のクライアントに今日、自営業のことを聞かれ、棚貸し本屋のことや、実店舗をもたずに出張で販売をしていることなどを説明した。説明しながら、自分にとっては面白い取り組みをしているとは感じているものの、分かりやすく伝えるのは難しいなあとも思った。棚貸し本屋も最近でこそだいぶ増えてきているけれど、まだまだ認知度は低いだろうし、個人で新刊本を仕入れて、外で売るという仕事を、イメージできない人も多いだろう。この仕事を分かりやすく端的に伝える言葉を持つことが、軸のある私だけの仕事をつくることにつながるのではないかと思った。