極真

概要 息上げトレーニングの一例をまとめました。 息上げトレーニング (選手稽古)の別メニュー版です。 以下の内容を1時間15分～30分ほどで行っています。 1. 準備体操 2. 腹筋／2分 二人で行う。腹筋を行う側が仰向けになり、サポートする側は肩幅より少し足を開いた状態で膝を少し曲げ、腹筋を行う側の足を腿の上に乗せる。 この状態から腹筋を行う側は足首を曲げて、足の甲をサポートする側の背中に当てる形でロックする。 上記の形から腹筋を行う。 サポートする側は手を開いて掌を内側に向けた状態にしておき、腹筋を行う側は腹筋を行う際に左右 (もしくは右左) 順番にクロスで相手の手を叩く。 3. スクワッ…

概要 極真会館から派生した団体や、類似のルールで大会を開催している団体をまとめました。 多くの団体が存在し、私自身も時折混乱するため、まずはよく耳にする団体から整理しています。 創立順でまとめています。 ※今後も随時更新予定です。 正道会館 設立年 1980年 本部 大阪府大阪市 HP https://www.seido.co.jp/ Wiki 正道会館Wiki 創立者 石井和義 概要 極真会館芦原道場大阪支部の支部長だった石井和義が1980年に設立しました。二宮博昭、中山猛夫をはじめ、多くの門下生が芦原道場から移籍しました。 全日本空手道連盟（JKF）に認定団体として加盟しており、総本部はプ…

概要 組手中、その場から攻撃できない間合い (ミドルレンジやロングレンジ) から相手の間合いに入って攻撃する方法を記載しました 奥足から踏み込んで間合いに入る 相手の間合いに入るときは前足 → 奥足の順番で入ることがオーソドックスだが、奥足→前足→奥足で入ると遠くの距離でも一気に間合いを詰められる 例えば左足前の構えだと、奥足の右足を左足の近くまでスライドさせ、そこから左足→右足の順でスライドさせて前進する。 コツは最初の奥足をスライドさせるとき、あまり上半身が動かないこと。上半身を動かさないことで奥足がスライドしているのを相手に察知されにくくなる。 相手の間合いに入ったらパンチ等で攻撃する。…

概要 寒稽古についてまとめました。 説明 寒稽古とは寒い時期に稽古を行うことですが、空手ではよく、寒い時期に海や川などに赴き冷たい水に濡れながら稽古を行うことを指します。 行うこと 支部や寒稽古を行う場所によって様々なので一例です。 海の場合は膝元辺りまで海水に浸かって基本稽古をしたり、組手をしたりします。 川の場合も同様に水に浸かり基本稽古をしたり、組手を行ったりしますが、滝がある場合は滝に打たれながら正拳突きを行う場合もあります。 注意点 ヒートショックの対策をしておくことはとても大事です。ヒートショックは10度以上の温度差があるときに発生しやすいと言われています。 例えば、水に浸かる前に…

概要 受けの移動稽古の約束組手を記載しました。 (相手) と記載があるのは自分と対面している相手の動作です。 自分と相手が向かい合った状態から始めます。 1. 上段受けの稽古 最初に自分が左前屈立ち下段払い (移動稽古の開始時と同じ構え) の状態をつくる。相手は目の前で向かい合って不動立ちの状態。 自分が右足を一歩だし、右前屈立ちの手刀打ち下ろしを行う。同時に相手は不動立ちから右足を後ろに出し、左前屈立ち左上段受けで受ける。 自分が左足を一歩だし、左前屈立ちの手刀打ち下ろしを行う。同時に相手は左足を後ろに出し、右前屈立ち右上段受けで受ける。 自分が右足を一歩だし、右前屈立ちの手刀打ち下ろしを行…

概要 試合で使えるコンビネーションをまとめました。 相手が左足前のオーソドックススタイルの場合で記載しています。 随時追加していきます。 突きのみで腹を効かすコンビネーション 突きは相手の身体の打つ場所をしっかり特定して打つ。 例えば肩の付け根の筋肉が薄いところや、胸の正中線のところ、水月や相手の横隔膜をしっかり狙うとダメージを与えやすい。 左振り打ち → 右振り打ち (これを何度か) → 左下突き → 右下突き ※相手の肩の付け根の筋肉が薄いところを何度か狙う。 相手が嫌がって手が上がってきたら下突きを行うイメージ。 「振り打ち」と記載しているが、打つ時に脇が開かず、構えの状態からストレート…

概要 道場訓について紹介しています。 説明 極真の道場訓は大山倍達総裁が自身の空手感や武道感をもとに作成し、小説家の吉川英治が監修したものです。 一つ、吾々は、心身を練磨し、確固不抜の心技を極めること 練磨 ねりみがくこと。また、修業を重ねて身につけること 確固不抜 四字熟語。意志や考えがしっかり固まっており、何事にも動じないようす 一つ、吾々は、武の神髄を極め、機に発し感に敏なること 機に発し感に敏なること 周囲に感性を研ぎ澄まし、どのような状況でも臨機応変に対応できること 一つ、吾々は、質実剛健を以って、克己の精神を涵養すること 質実剛健 四字熟語。中身が充実しており飾り気がなく真面目で、…