横紋筋肉腫(小児がんの一種)により21歳で永眠した横山友美佳さんの人生がまとめられている本です。 189センチの恵まれた長身を生かした女子バレーボール選手が治療により人生が崩されていく様子が生々しく書かれています。 横山さんは小学生までは中国に住んでおり、日本語が得意ではなかったと書かれているのに見事な文章を書いていて本人の頭の良さがわかります。 バレーボールの選手として華々しく輝いていた人生からがんになった後の人生の転落ぶりがすごすぎて読んでいて悲しくなります。バレーボールや勉強などとことん頑張る場面が多くあり、あまり頑張りすぎる人生というのも周りから見ていてつらいものなんだなという事がわか…