リズムに特徴のある名曲をピックアップし、そのリズム構造をDAWベースで分析/考察する連載「グルーヴ・アカデミー」。横川理彦が膨大な知識と定量的な分析手法に基づいて、説得力あふれる解説を展開。連動音源も含め、曲作りに携わるすべての人のヒントになることを願います。第11回は、2021年にドラマーのチャーリー・ワッツが惜しくも亡くなってしまいましたが、昨年には北米ツアーも実施したザ・ローリング・ストーンズ。数々の名曲群から、1969年にリリースされた「ホンキー・トンク・ウィメン」を分析します。 テキスト:横川理彦 『ホンキー・トンク・ウィメン』 ザ・ローリング・ストーンズ 『ベガーズ・バンケット』か…