白井聡「武器としての『資本論』」(2020年、東洋経済新報社) 武器としての「資本論」 作者:白井 聡 東洋経済新報社 Amazon 生かさぬよう、殺さぬよう 際限のないイタチごっこ 生産性の向上=労働の価値の低下 経済成長と「安い労働力」 感性を鈍麻させるな 生かさぬよう、殺さぬよう 働き方改革は労働者のためではない、と著者は看破する。 19世紀の工場法を見れば、今回の「働き方改革」のような体制側による労働者の救済措置が今に始まったものではなく、昔からあったことがわかります。それは資本主義のある種の必然出会って、あまりに搾取しすぎると、搾取する相手がいなくなってしまって(※)、資本主義は成り…