日本学術振興会特別研究員、多摩美術大学・神奈川大学非常勤講師(2010年現在)。専攻は、政治学・政治思想。 1977年、東京生まれ。父親は早稲田大学前総長・同大名誉教授の白井克彦。 2001年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業 2003年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了 2006年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学 2010年一橋大学博士(社会学)
未完のレーニン 〈力〉の思想を読む (講談社選書メチエ)
もうひとつの世界は可能だ―世界社会フォーラムとグローバル化への民衆のオルタナティブ
イラク
など
*1:内容紹介・目次:http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2583879
白井聡さんのニッポンの正体という番組を見た。タイトルは「いまこそ、小日本主義! 〜没後50年 蘇る石橋湛山の理想と哲学〜」とあった。石橋湛山(1884年〈明治17年〉生- 1973年〈昭和48年〉没)は日本のジャーナリストで、政治家で、教育者であった方である。戦前は、おもにジャーナリストとして活躍し、戦後は政治家として活躍し、様々な大臣の要職を歴任し、さらに第55代内閣総理大臣にも就任したが、残念なことに病気のため首相在任期間65日で辞任することになった方である。 そしていま、戦後政治を振り返るときに、もし石橋内閣が2年存続できたならば、その後の岸内閣時代に直面した日中関係の断絶といった最悪の…
島田雅彦法政大学教授の「(安倍晋三元首相が)暗殺されて良かった」発言の後、笑う青木理氏。 (0:22~) pic.twitter.com/Ck3DEKRcNS— TSUI 88 (@88TSUI) April 19, 2023 夕刊フジ 島田雅彦www.youtube.comネット放送「エアレボリューション」での軽率な発言により、大きな誤解を招いたことを反省し、今後、慎重な発言に努めることを改めてお伝えします。— 島田雅彦 (@SdaMhiko) April 20, 2023 また大学の講義で殺人やテロリズムを容認するような発言をした事実は一切ないこと、言論に対する暴力的封殺であるテロリズムに…
今なんのこだわりもなく、自然体で書くとどうなるだろうか?そんな事を思うのは今までいろんな目論見や自意識や目標や生きがいなどといった、自分を縛るものに成長の条件となるものを価値づけしてきたからだ。何者かになるにはそういうものが必要だと思い込んで来た。だが、そろそろそんなものに効果がないことが分かり始めた。いくら縛ってもしばらくしたら飽きてしまうのだ。それこそヘーゲルさえ読んでいれば、これまでの不甲斐ない人生を挽回できるくらいに思っていたのだが、他に目が移ってしまう。白井聡という幾分過激と見られている評論家が政治評論を書けても哲学が理解できていない風なのだ。マルクスを論じるならヘーゲル理解は必須な…
booksch.hatenablog.com 【本屋物語】03月14日号 Check... #AirRevolution #雨宮処凛 | #貧困 #日本社会 #世直し Check... #AirRevolution 雨宮処凛さんの回「貧困から日本社会を見つめ、世直しを考える~」をcheck… 確かに770円は 新書3冊分の値打ちのある内容だと感想。 live.nicovideo.jp ストリームレコーダー - Chrome ウェブストア enough is enough… we demand change そして 再生のために 明日にでも 消費税を廃止し、国民一人一人に10万円ずつ配るべきだと…
booksch.hatenablog.com 【本屋物語】03月10日号 22度 / Thinking 伸び代しかしない … Check…愛の戦士のマニフェスト | #会話から生まれる本屋 他 22度 本日のわが町八尾市・河内山本は22度でした。2月~先日まで寒い日が続いていましたので、ココロから天の恵みに感謝を。 Thinking 伸び代しかしない … Check…愛の戦士のマニフェスト 思考は色々でして、国家に対してだけでなく どんなコトでも、駄目駄目…ドン底って考えていると、精神衛生上良くありませんでね。ドン底ならばそれはそれで、「後は伸び代しかしない」と考える方を選択したいものだと感じ…
白井聡氏の著書「長期腐敗体制」を読んだ。著書の中で白井氏がテーマにしている「長期腐敗体制」とは安倍晋三氏が政権を担った2012年から、安倍氏、菅氏、岸田氏と首相交代をしながら今日まで続く現在の自民党と公明党による政権のことである。10年以上続くから長期体制であるが、白井氏はそれに腐敗という形容詞をつけて長期腐敗体制と呼んでいた。 「なぜ、2012年以来、この体勢が数々の失策と腐敗にもかかわらず維持されてきたのか。それは野党が弱いからだとか、小選挙区制度が良くないからだとか言われたりするが、理由はどうであれ、国政選挙をやるたびに、自公政権が相対的に最多得票を取り続けてきたからである。つまり、なぜ…
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最近安倍政権を「行政独裁」とか「官僚専制」と特徴づける人がぽつりぽつりと現れているように感じます。言葉として断片的には以前にも耳にしていましたが、筋立てた話を2つほど知りました。 日曜の毎日新聞朝刊に、ノンフィクション作家・保阪正康さんとジャーナリストの池上彰さんの対談が載っていて、興味深く読みましたが、その中で保阪さんは「安倍政治は「行政独裁」だったと見ている」と述べていました。これが1つめです。少し長いですが、引用させてください。 池上彰のこれ聞いていいですか?:保阪正康さん「安倍政治は行政独裁」 歴史を見て考える民主主義 | 毎日新聞民主主義の継承、日本は失敗した 池上 英国やドイツには…
泥沼と化した統一教会問題に足をとられる岸田政権。国民からそっぽを向かれて支持率が急降下し、反転に必死です。今度は電気ガス料金の負担軽減など総合経済対策を打ち出すようですが(自民党から額が少ないと言われて、何と4兆円!も積み上げるとのこと)、所詮はバラマキです。財源は国債依存で、最終的には国民の負担になります。しかもその裏では、政府税制調査会で消費税率の引き上げに向けた議論が必要だなどと言っているのですから、この状況で何を、と正気を疑いたくなります。 このチグハグさが何に起因しているのか。もちろん岸田政権に統制力が欠如しているのは大きな理由でしょうが、これは岸田さん個人の資質や能力よりも、政権自…
この国の政治の潮流、世の風潮の潮目が変わったというのは、この2ヶ月でたびたび感じるところです。フタがとんだ、とか、重しがとれた、という表現が言い得ているように、この数年間、報道・ジャーナリズムや学校教育をはじめ、いろいろなところを蔽っていた澱んだ空気、こんなことを言っても大丈夫なのかと、何となく発言を抑制したり自己検閲させたりする力が薄れた感じがあります。きっかけはまちがいなく安倍氏の死去です。逆に考えると、「安倍晋三」という存在は何だったのだろうか、と思います。まだ一変とまでは言えないものの、テレビには確実に変化が現れているように思います。今までが酷すぎたとも言えますが……。 日本テレビでは…
9月30日(土) 16:30~ 白井聡『リベラル崩壊の時代の「グローバル」と「地域」』司会:遠藤徹:同志社大学烏丸キャンパス志高館112教室 https://gr.doshisha.ac.jp/news/2023/0901/news-detail-332.html 新しい戦前 この国の"いま"を読み解く (朝日新書) 作者:内田 樹,白井 聡 朝日新聞出版 Amazon 今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義 (講談社現代新書) 作者:白井聡 講談社 Amazon
『今の日本政府はこの政策決定プロセスの可視化と全く逆行しています。誰が発議し、いかなる議論を経て決定されたかのプロセスは国民には一切開示されない。この情報の非対称性が自民党政権の権力基盤をなしている。これからこの傾向はさらに強化されるでしょう』(内田樹氏)『メディアの本務は「誰が何を提案し、いかなる議論を経て、どのような政策決定に至ったか」のプロセスを開示することですが、今の日本のメディアはそれを報道することも不可視部分を推理することもできなくなりました。CLPのような「代替メディア」の歴史的使命は「報道と推理」にあると思います』(同)※メディアが機能不全。『ウクライナの次は台湾と日本が代理戦…
哲学者の内田樹教授が、日本は戦争をできる方向にシフトしているのにメディアも国民も反応しないといって嘆いてるという記事。 プレジデントオンラインから、本稿は内田樹、白井聡『新しい戦前 この国の“いま”を読み解く』(朝日新書)の一部を再編集したものだと、つまりダイジェスト。 president.jp タモリが徹子の部屋で「新しい戦前」と云ったらそれを引いて「もはや戦中」だと、この本の内容説明、 ・・「新しい戦前」どころか、もはや「戦中」だ―。加速主義化する、この国の“いま”を問う。防衛政策を大転換した岸田政権の狙い、覇権国家・アメリカの凋落、激化する米中対立や泥沼化するウクライナ戦争が意味するもの…
9月27日(水) 19:30~ 斎藤幸平×松本卓也 「資本主義に喰われるな。日本人には自治が足りない」 集英社シリーズ・コモン創刊&『コモンの「自治論」』刊行記念 ジュンク堂書店 池袋本店 https://honto.jp/store/news/detail_041000080878.html コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン) (集英社学芸単行本) 作者:斎藤幸平,松本卓也,白井聡,松村圭一郎,岸本聡子,木村あや,藤原辰史 集英社 Amazon 人はみな妄想する -ジャック・ラカンと鑑別診断の思想- 作者:松本卓也 青土社 Amazon 大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝 (角…
9月25日(月)19:00~21:00 明日香壽川 糸長浩司 ロッシェル・カップ 斎藤幸平 竹内昌義 山崎(350 New ENEration)「明治神宮外苑と気候変動~人新世、脱炭素社会で求められるまちづくりは?~」新宿区四谷地域センター12F 多目的ホール docs.google.com コモンの「自治」論 (集英社シリーズ・コモン) 作者:斎藤 幸平,松本 卓也,白井 聡,松村 圭一郎,岸本 聡子,木村 あや,藤原 辰史 集英社 Amazon レジリエンスの時代 再野生化する地球で、人類が生き抜くための大転換 (集英社シリーズ・コモン) 作者:ジェレミー・リフキン 集英社 Amazon
昨年末のテレビ番組でタレントのタモリ氏が「新しい戦前」と語って注目された。「新しい」という言葉は前向きなニュアンスも含んでいないか。再来させてはならないという意味を込めて「新たな戦前」と言いたい。(琉球新報「戦後78年の『終戦の日』 『新たな戦前』を拒否する」) タモリ氏がどのような文脈で、そして、どのような含みを持って「新しい戦前」と言ったのかは分からない。だから一般論として言うが、「新しい」には「経験したことの無い」や「新種の」、「新たな」には「前のものに付け加わった」という意味合いが感じられる。英語では、「新しい戦前」が a new prewar period、「新たな戦前」がanoth…
今朝の東京は台風の大雨でした。 流石に徒歩通勤は諦め、2年ぶりくらいに電車で通勤しました。電車って早くて便利ですね(笑)。 だけど運動不足が心配です。ダイエットのために今日はお昼ご飯は我慢です(笑)。 最近 コロナがめちゃくちゃ流行っています。 東京では119が中々繋がらないという話も散見しますが、ボクの勤務先でもかかっている人が大勢います。10人中2,3人くらい?#東京都 の #新型コロナ 患者報告数は17.01人 5類移行後で最多を更新専門家は「全ての年代で前週より増加している。重症化リスクの高い高齢者などの感染拡大を警戒する必要がある」東京新聞 TOKYO Web https://t.c…
🔲沖縄を犠牲にした日本が、又、まだまだ、続くことに: Kako(人民kakopon) 入管法改悪反対さんがリポストしました 山添 拓 @pioneertaku84 · 9月4日 辺野古新基地、設計変更不承認を国が取り消した裁決を争う裁判で、最高裁が沖縄県の上告を棄却。県の判断を国が覆す暴挙を、最高裁が認める不当判決。 しかし、軟弱地盤問題はなんら解決しておらず、新基地NOの民意も繰り返し示されてきた。政府は工事を強行してはならない。 辺野古、沖縄県敗訴が確定 軟弱地盤工事、再開の可能性 | 共同通信 (nordot.app) 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、軟弱地盤…
『『岩手県知事選』と『立川市長選』の勝利は大きい。この流れは、今後、全国に広がっていくことになると思う。政治をあきらめるのは、まだ早い』(泉房穂氏)『自民が岩手県知事選で敗北…「小沢王国」潰し失敗で返り討ちに 立川市長選も推薦候補敗れる』(日刊ゲンダイ)『『旧統一教会への解散命令、請求の方針』とのニュース。あまりに遅すぎる。私が大学生の40年も前から、統一教会の霊感商法による被害者が続出していた。オウム真理教が社会問題化する前からだ。毅然と対応するのは当然として、被害者の救済にも全力を尽くしていただきたい』(泉房穂氏)『被差別部落の人権侵害の投稿、過去最多の400件超…削除要請には4割が未対応…
【悲報】大阪で2台の車による仁義なき先行争奪戦が始まった・・・結果接触して停車先を譲らぬ2台の車両は1車線でギリギリを責める苛烈でチンケな争いをしていたがサイドミラーが接触して路肩に停車した。結局、譲るのが最速なんだよね。#迷惑運転 #煽り運転pic.twitter.com/sNiKZlr307 — 爆サイ.com【公式】ツイッター (@bakusai_com) August 31, 2023 【衝撃】なぜか立ち入り禁止場所でアスレチックを楽しんでしまう女性そんなところに用事があるのは掃除の人くらいだろう、という場所にいる女性。見たところ高所だし、ケガしてからじゃ遅いぞ。#迷惑行為 #立ち入り…
9/1(金)17:30〜 國分功一郎×重田園江 大河内泰樹 細見和之 松本卓也 いま、大学に何ができるか「あるきはじめる大学」2023年第三歩 京大吉田南キャンパス 人間・環境学研究棟地下大講義室 https://twitter.com/addsocia/status/1696386629752304055 目的への抵抗―シリーズ哲学講話―(新潮新書) 作者:國分功一郎 新潮社 Amazon 真理の語り手:アーレントとウクライナ戦争 作者:重田 園江 白水社 Amazon コモンの「自治」論 (集英社シリーズ・コモン) 作者:斎藤 幸平,松本 卓也,白井 聡,松村 圭一郎,岸本 聡子,木村 あ…
*[長崎日記]精霊流しと台風の季節の到来 爆竹を鳴らしながら進む精霊船 先月末に、「1.5トンの雨水タンクの水は使い切ってしまったので真水の出番となりそうだ」と書いたが、幸いなことにその日の夜に雨が降って、水道水を使わずに済んだ。なにしろ長崎は、斜面地が多いせいもあって揚水などに費用がかかり、水道料金は東京よりも高いのだ。 8月7日にも雨水タンクが枯渇したが、このときは風呂水などの生活排水を集めて9日の降雨までなんとか凌ぐことができた。 昨日(8月30日)も少し降雨が有り、今日も雨が降ったので、このまま行けば、今年は、水道水を使わずに済むかもしれない。 昨年までは、年数回は水道水を使っていたの…
今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義 (講談社現代新書) 作者:白井聡 講談社 Amazon 日本の長期低落傾向故か、資本主義の限界が取りざたされるようになって久しいですが、そんな中で”知の怪人”佐藤優さんが『いま生きる階級論』など『資本論』について語られた著書を立て続けに出版されたり、新進気鋭の哲学者である斎藤幸平さんの『人新世の「資本論」』が大きな話題をまくなど、資本主義の閉塞状況についての糸口を『資本論』を始めとするマルクスの理論に求める風潮が強いようです。 この本は、『主権者のいない国』など、安倍政権への批判で知られる思想家の白井聡さんがマルクスの思想を語られるという本で、あ…
灼熱地獄! 先月の。 2023年7月に読んだ本と近況 - 宇宙、日本、練馬
貴族精神を持つ層の必要性と喪失 モスカとオルテガの似てそうなところ 【モスカ『支配する階級』】 オルテガのエリート/貴族に似たような貴族精神を持った階層の必要性 【オルテガ『大衆の反逆』】 失われつつある貴族精神を持つ層 【内田樹編『日本の反知性主義』】 貴族精神を持つ層が失われるとどうなるか 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/310/2021.02.24 貴族精神を持つ層の必要性と喪失 モスカとオルテガの似てそうなところ モスカがル・ボンと共通するようなことも書いているような気がしたのですが、それと同じようにオルテガと似たようなことも書いているよ…