悲観的でもなんでもなく、舵取りを間違えたりちょっとでも傲慢になったりすれば、僕は今の校舎をすぐにでも潰すと考えている。 どこにいても、なにをしてても、僕が気になることは今のところただ一つ。「明日この塾は、世の中に必要とされているか?」だ。思考はすべてここに向いている。 もはや「在り続けること」は当然なのではなく、努力と奮闘の結晶なのだと今は強く自覚している。そして今、僕にはその覚悟が足りないのではないか、と。 その覚悟をどうやって生むか。ここで、そのヒントになり得る、僕が大好きなドリアン・イェーツというボディビルダーの、脳筋過ぎる名言を紹介したい。 今見知らぬ男がドアから入ってきて、君のこめか…