2017年2月に母を見送り,2024年12月に父を見送った.それぞれについて,その時その時,自分がベストだと思う仕方で見送れたと思う.ああしておけばよかった,こうしておけばよかった,というような大きな後悔はない.弟やその家族とも協力して良い葬儀ができた.月並みな表現かも知れないが,親への恩返しはできたな,と思う.特に,兄弟で仲良く見送れたこと,相続などの揉め事が皆無だったことを誇りに思うと共に,そのような兄弟関係を育んでくれた両親に改めて感謝している. 私自身の新たな月日が始まる.親のいない自分,独立独歩となった自分,縛られるもののない自分を手に入れられたのだ.他に例えようのない充実感,開放感…