半生を振り返ってきましたが、現実から離反して、競馬や株の世界にのめり込んだ人生へのプロセスは、どれも自分の意志でありながら、どこか必然的に流れて行ったという気がしてきます。通常は大人になるにつれ、現実を生きるように成長してくるのですが、僕は子供のまま大人になった一面がありました。今なら発達障害として心療内科へ行かされていたかもしれません。現実路線から外れた人生を生きてこれた?のは、いくつかの条件があったからです。 条件1 宿核に余分な霊魂の混濁が少なかった条件2 自分で現実を生きる意欲(人間的欲望)が少なかった条件3 それにふさわしい環境があたえられた 疎開先で生まれて、すぐに、土地縁の薄い他…