道元は仏門に入ったゆえに、そこでの生き方を徹底的に貫いた人です。衣食住すべてにおいて、仏僧らしいやり方を事細かく説いています。算命学的にいえば、肉体(外・入れ物)を整えるという事だと思います。そして、中身もひとえに僧侶たるにふさわしい心を作ります。 僧侶としてのやり方を守るとはどういうことかというと、我執(自分に対する執着)を捨て、仏教の指導者の教えに従うのである。そこで大切なことは、欲望を捨てることである。欲望を捨てようと思うなら、まず吾我を離れるべきである。吾我を離れるためには、無常を観じることが第一に必要である<正法眼蔵随聞記> これを我田に引き込むと、 我執=人間 仏教の指導者=霊魂 …