羅針盤
1988年頃、山本精一の歌とギターを中核に、60年代のサイケデリックロック的なスリーピースのギターバンドとしてスタート。
1996年以降、山本、須原敬三(ベース)、伴野健(ドラムス)、吉田正幸(キーボード)という固定メンバーでコンスタントにライブ活動を行い、1997年、ギューンカセットよりファーストアルバム「らご」を発表。その後、Weaジャパンより「らご」を含むアルバム3枚と、シングル2枚をリリースする。ほかにライヴ会場のみで売っているプライヴェートカセット、CDもある。
「想い出波止場」同様、緻密な音場設計がなされたアルバムと、ストレートかつダイナミックなバンドアンサンブルを聴かせるライヴでは、大きくサウンドが異なる。
2000年秋、東京、名古屋、大阪でワンマンライヴを敢行。この時よりドラムスは西浦真奈(チャイナ)になった。
2005年に西浦真奈が、所属するDMBQのアメリカツアー中に自動車事故に遭い、帰らぬ人になった事を受けて、山本精一自らギューンカセットのオフィシャルサイト内のBBSで解散を発表。