※今までの投稿と異なるエッセイ風の内容です。 私は大阪に家族5人で暮らしていたが、父親と母親は仲が悪かった。 父は職場でのストレスが溜まるとうちの中で物を投げたり怒鳴ったりし、母はそんな父に謎の抵抗をして自分を曲げず、喧嘩タイムが不定期に勃発する。そんな全く何も解決しない最悪の日々が小学生のころから続いた。 私はそれが死ぬほど嫌いで、ついに怒りが爆発したのは大学3年生の時だ。例の喧嘩で自分が親の間を取り持たなければならないことに腹が立ち、怒りのメッセージを卓上に残して家を飛び出した。 夜8時頃。家に帰りたくないので、梅田の地下を意味もなくふらつき、時間つぶしに本屋に入った。そこで目に飛び込んだ…