人は、何故、他人や世の中を関わろうとするのだろうか。人は世の中で生きていて、それは言うまでもない事ではあるのですが、実際世の中には、外向的に積極的に世の中や人々と関わろうとしている人もいれば、また、自分独りで穏やかに楽しく過ごす時間を多く持って生きている人もいます。何故こうも、人によって世の中に対する関わり方が違うのだろうかと不思議に思います。 そこで今回は、人間は「感じる」主体であるという観点から、考えてみたいと思います。 人間は、気分や感情を持っています。自分は、常に気分や感情の中に居て、気分や感情の影響に振り回されながら、また、それらの影響を受けています。 何もせずただ椅子に座っていても…