百合喧嘩和解回。友人関係に悩んだスレッタがママに逃避しようとした所をミオリネが掴まえる話。 同年代の友人がいなかったスレッタは人間関係作りの経験が薄く、少し上手くいかないと全てに絶望。 スレッタは自分がいらん子だと思い込み精神崩壊、塞ぎ込んで鬱になり、トイレでママンに電話する。 そんなスレッタをママンは温かく受け入れ自分の手元に置こうとするが電話はミオリネに聞かれていた。 自分から離れていくスレッタを見たミオリネは如何に自分にとって彼女が大事であったかを思い知る。 これまでスレッタの事を慮って本性を自重して来たミオリネが、全てをスレッタに吐き出す場面が見どころ。 こうして百合ップルの絆が確かな…
百合カップルもの恒例の喧嘩回&デリング総裁暗殺計画のお話。 これまで自分の意向を無視して来たパパが会社運営では認めてくれてミオリネは意気揚々。 ミオリネパパは誰よりも娘を愛していたが言葉を交わさなかったためすれ違っていたことが示唆される。 この悲しい経験をミオリネは味わっていたのにスレッタに対し父と全く同じことをしてしまう。 すなわち自分の意図が言わなくても伝わるだろうと思い込み対話を蔑ろにしてしまったのだ。 ミオリネに信頼されていることをプライドにしていたスレッタは見事に拠り所を失い自信喪失。 傷心のスレッタに対してエラン5号くんがハニートラップを仕掛けたら堕とされてしまうぞい。 一方ミオリ…
シャディク回。幼馴染敗北モノ。過去の関係性に甘んじていたためフラグ構築に失敗した話。 シャディクはミオリネに好意を寄せ、またミオリネもシャディクを憎からず思っていた。 だがシャディクは自分の地位を守ることに固執しグエルに表立って決闘を挑まなかった。 そうこうしているうちにスレッタが現れ、ミオリネを横から掻っ攫われてしまう。 後から気付いてももう襲い。搦め手を使って会社ごとミオリネを奪おうとするが返り討ちに遭う。 確実に勝利するために集団戦を選んだ結果、舐めてた雑魚と非戦闘員にしてやられた。 日本の物語における伝統芸能である「幼馴染は負け属性」という様式美を見事にやってのけたシナリオ。 圧倒的に…
ミオリネが創設を目指す株式会社の経営方針を決め、技術を医療に生かそうとする話。 前回スレッタの機体を守るために株式会社を立ち上げるべく出資を募ったミオリネ。 しかしその機体及び派生技術で何をやるのかは何も決めていなかった。 ミオリネは地球寮のメンバーを半ば無理やり社員にし会社の運営方針を決めていく。 その際、技術を兵器に利用するか否かが焦点になり、メンバーの意見が割れる。 ミオリネは2週間色々な人物と会った結果、医療用に技術転用していくことにする。 こうして学生企業設立の目途は立ったが技術奪取を狙うシャディクが暗躍する。 グエル、エランと続いて御三家最後のシャディクが立ちはだかる! 会社の運営…
親の恩恵を享受しながら反発するだけであった少女が目的のためにプライドを捨てる話。 エランくんを心配するスレッタは御三家が参加するパーティーにミオリネと共に訪れる。 だがイキナリ魔女裁判が始まり禁止された技術が使われていたとして糾弾されてしまう。 スレッタの危機に際してミオリネが採った手段は禁じられた技術を利用する株式会社の設立。 だがグループトップの父親が反対する事業で出資を受けられるわけがなく万事休す状態。 愕然とするミオリネだがスレッタの母に反抗期を揶揄されていたこともありプライドを捨てる。 あれ程反発していた父親に対して頭を下げ投資を受けたことでお墨付きを得て信用を獲得する。 ダブスタク…
エランくんはエラン様本体の複製4号であったが最後にスレッタから個として認知され救われて死ぬ話。 水星の魔女の攻略対象はありのままの自己を認めて貰えておらずそれを承認されると攻略される構図。 ミオミオ然りグエルくん然り4号くん然り、皆が皆スレッタに本当の自分というものを認められるのだ。 強化人間4号くんはスレッタにより単なるエラン様のコピーではなく確かに愛されていた過去を思い出す。 スレッタはいつまでも来ない4号くんを待ち続けるというビターエンドで終わるが確かに救いはあった。 4号くんは処分されてしまったがスレッタにより個を認められており確かに救いはあったのだ エラン様本体と強化人間4号くん エ…
スレッタを同じ強化人間だと思い勝手に同族意識を抱いたエラン君が勝手に裏切られたと思い込む話。 エラン君はスレッタが自分と同じ種類の機体に乗っていた事からスレッタも強化人間だと思い込む。 だがスレッタの機体を借りたエラン君は機体性能に由る事を知りスレッタが強化人間でないと知る。 するとエラン君は勝手に抱いた同族意識から来る好意的感情を全てルサンチマンに転化させてしまう。 スレッタの機体を自分の物にすべくグエル君を踏み台にして、スレッタに決闘を申し込むのであった。 グエル君ツンデレ全開だし5話にして3回も決闘に負けたのに努力系キャラとして愛すべき存在に昇華した。 スレッタハーレム形成中。王子様ポジ…
これまで最強に描かれて来たスレッタちゃんの等身大的女の子な側面が描かれる話。 グエルくんとの決闘に2回も勝ち、機体操縦のバトルで無双を誇ったスレッタちゃん。 しかし地雷原突破操縦試験で嫌がらせを受け何度もリトライをさせられ泣き出してしまう。 弱音を吐き泣き言を垂れるスレッタちゃんとそれを叱咤激励するミオリネの様子が一斉放映。 それを見た地球出身者のチュチュはスレッタちゃんの境遇に自分と同じだと共感を覚える。 チュチュは嫌がらせをしてきた女たちをグーパンで成敗しに行き殴り合いの大喧嘩となる。 だがこれが功を奏しスレッタちゃんは地球出身者の中で受け入れられたのであった。 スレッタちゃんの人物像の掘…
親に認められず燻ぶっていた男を打ち負かしその本質の強さを認めてあげればフラグは成立。 グエルくんは一度負けたスレッタに再戦を挑むも最早彼の意志は必要とされていなかった。 父親も異母弟も企業スタッフもグエルくんの実力を無視しAIの性能を選んだのである。 グエルくんは正にただの人形であり座っているだけ。勝手に動く操縦桿が哀愁を漂わせる。 さらにグエルくんの勝利を確かなものにするためスレッタのビーム兵器が弱体化されてしまう。 ここまでお膳立てされてすらなお、スレッタの方が優勢であり、グエルくんは劣勢となる。 ここでグエルくんは親の支配から脱却し、AIを切って自らの意志で、スレッタに立ち向かう。 結果…
グエルとシャディクの闘争の結果として戦争シェアリングも勢力均衡も完全に破壊された話。 シャディクは議会連合と手を組み戦争シェアリングによる地球の搾取を転換させようとしてきた。 だが支配者層であるスペーシアンを憎み私怨に走った結果、奪うことを手段として選んでしまう。 また小賢しい策謀を巡らせたことでグエルと戦うことになり、その戦闘でも小賢しさにより敗北した。 しかし結果としては学園を犠牲にすることで議会連合が動くであろう状況を現出させた。 ミオリネが支持率を上げる一方でシャディクの勢力均衡もベネリット社の戦争シェアリングも地に落ちた。 じゃあ後はミオリネがクワゼロし放題やんけ!あ、まだプロスペラ…
恩師と同僚と旦那と娘を殺された復讐の魔女プロスペラさんが全部殺すウーマンになった話。 ミオリネは地球代表と熱意で以て交渉し新たな医療技術開発で地球と宇宙を繋ぐ架け橋となった。 グエルは地球で捕虜となっていた時の子どもと再会しシャディクが全ての黒幕だったことに気付く。 だが議会連合はベネリットグループを潰すためオックスアース社を復興しガンダムを作らせていた。 そして地球は戦争シェアリングの舞台とされたのでオックスアース社からガンダム貰ってテロっていた。 それ故プロスペラはベネリット・地球・議会連合・オックスアースを全てぶっ殺そうとしたのである。 灰燼に帰した地球を見てミオリネはプロスペラを引き入…
大方の予想通り、スレッタはエリクトのクローンだったし、自分をいらない子だと思い込み精神崩壊。 今回はサブタイの通り、スレッタを筆頭に存在意義の無いカラッポなキャラ達に焦点が当てられた。 エラン君の代替にしか過ぎない強化人士、搾取される地球を守ると上っ面な理由で正当化を図る地球人。 グエルくんの代わりにすらなれなかったジェターク社の異母弟、とんだ裏切り野郎の地球寮の寮長等々。 スレッタは地球寮の面々に後押しされミオリネと話し合うために会いに行くがそこで現実を知らされる。 だがみんなスレッタを想ってのことであり復讐から解放するためにわざといらない子扱いしてるだけなんだよね。 けどそれがスレッタにと…
母の日にちなんでスレッタママであるプロスペラ役の能登先生をナレーターに13~17話を振り返る話。 と、いうかプロスペラが全ての元凶というか黒幕というかラスボスじゃねーかよ!? ガンダムを通して思春期の少年少女の人間関係と大人への成長を描く事が中心に展開される水星の魔女。 そのため本編では背景にあるクワイエット・ゼロやシャディクの野望はサラリと触れられる程度だった。 ガンダムでもスレッタとミオリネを中心とした内部の人間関係が全てのセカイ系かよと思われたがそうではない。 特番で個人的な関係性だけでなく各キャラの思想や目的など大きな物語を提示して解説してくれるのは有難い。 個別具体的な人物像を通して…
スレッタを想うばかりに彼女から全てを取り上げ外界と切り離してしまおうとするミオリネの話。 スレッタは母親に洗脳されており、母親の言うことがセカイの全てで、何よりも優先順位が高かった。 自由意志の無いスレッタを体感したミオリネはそれでも彼女を愛しており故に全てを遠ざけることにした。 つまりは、ミオリネがやっていることは全てダブスタクソオヤジが過去にミオリネにやったことと一緒。 ミオリネに必要なのは理解してもらう努力を諦めず、スレッタときちんと向き合う事であったのだろう。 だがミオリネの想いは独りよがりな一方的なものであり、無菌室に隔離するような振る舞いであった。 スレッタが母の呪縛から解き放たれ…
母親に洗脳されているスレッタが強調され母親はエリクトしか考えていない事が浮き彫りになる話。 ミオリネの身柄の拘束が解かれ、ようやく落ち着いて話し合うことができるようになったスレミオ。 だがミオリネが見たものは自由意志など無く母親に依存・隷属するだけの愚かで哀れな少女だった。 母の言葉を絶対視するスレッタをミオリネは問い詰めてしまい水星に学校を作る夢まで否定させる。 おそらくミオリネは自分と母の言葉はどちらか大事か訊ねたら母を優先すると確信したに違いない。 スレママを糾弾するミオリネだが、逆にスレママはミオパパに夫と娘が殺されたことを断罪してくる。 それを踏まえるとスレッタは誰の子どもだと言う話…