「救済」と「補償」は大違い 8月26日(土)の熊日朝刊一面の見出しは「政府 水産業界救済へ」だ。「救済」を電子辞書(広辞苑)で調べると「救い助けること 例:難民を〇〇する」とある。水産業界を「救い助ける対象」と位置づけたタイトルだ。果たしてそうか。これは「補償」あるいは「弁済」が正しいのではないか。ちなみに同辞書によると「補償」は「損害や出費を金銭などでおぎないつぐなうこと」、そして「弁済」は「債務を弁償すること。債務を履行して債権を消滅させること」とある。この記事は多分、共同通信の配信で、記者からデスク、デスクからもう少し上層部の了解を得た記事だと考えられる。ちなみにサブタイトルは「処理水巡…