何かを始めた人の9割は途中で挫折する。ただひたすら続けているだけで、1割の優等生枠に必然的に入れると言う話を聞いた。 古いお琴を頂いたのは良いのだが、せめて弦ぐらいは新しく張り替えようかな?と思い、和楽器店を探してみる (東京に持って帰る余裕は無いので、田舎の知人宅に置いといてもらうと言う前提で) 。 田舎のある市内、もしくは近辺を探して電話する。「お琴の糸締めしてた旦那が亡くなりまして…。」「父が糸締めしてたのですが亡くなったんですよ…。」「お店閉めたんです。」云々で、締めて下さるお店が見つからない。 やっと見つけたその場所は、車で2,3時間の山を越えた隣の隣の隣の市。高齢化と和楽器衰退の波…