先日はツールドフランスで沿道に乗り出した観客が掲げたボードが原因で大落車が発生するという近年まれにみる事故が発生しました。この事故に対しては沿道の警備態勢だとかファンと選手の距離が近いなどという声があがりました。 しかしヨーロッパのロードレースの歴史を振り返ると、やはりファンと選手の近さもレースを盛り上げる要因の一つであると思います。これまでも峠の細い登り道で両サイドに大勢集まったファンと選手の接触トラブルなどは結構ありました。やはりファンの良識とマナーに頼らざるをえないというのは今も昔も同様のことだと思います。規制を設けるのではなくマナー向上の啓蒙を行い今の観戦スタイルを継続していくべきだと…