「なんか、泣きそう。」 そう言って会話中に突然泣いてしまった。 私は、自分が思ったよりも疲れていることを随分と長いこと放置していた。 なんで疲れているか考えると、理由は色々出てくる。あれもこれも、山ほどある。それでも重要なのは理由ではなかった。 一番重要なことは、それらを溜まりに溜めて突然泣くほど自分という存在を飲み込んでいたことだった。 ささくれに敏感であれ 飲み込んだ話を出そう 周りにも聞いてみる 自分との小さな約束を守る ささくれに敏感であれ 人の痛みには敏感なのに、自分の痛みには鈍感だった。なんとなくいつもと違うな、と思うことは沢山あった。今になって振り返らなければ気付けないのだ。 人…