図書館で素敵な洋裁の本をみつけました。 「手の女(ひと)」Mパターン研究所 洋裁をする7人の女性がそれぞれ書いたエッセイと、作ったブラウスの型紙が載っている本(絶版のようです)。 その中のお一人、中川ちえさんのエッセイの一文にとても惹かれました。 「うねうね、くねくね。 きれいに整った縫い目というよりも、自分はむしろ子供のときにぢくぢくと手で針を布に刺し込んでできあがったなみ縫いの線のようにここまで進んできた気がする。 そんなつもりなどないのに。 真っ直ぐスムーズに辿り着けたらいいのに。 いや、これはこれで面白い。 決してラクではないけれど、面白がる要素はたくさん転がっている。」 15頁より。…