EDM調を中心にまとめられたアルバム。 言うまでもなく、あゆ作品にはたくさんのデジタルサウンドの楽曲がある。キャリア初期に人気を押し上げた楽曲や、『Love songs』の頃に小室哲哉さんの提供で発表したシンセポップ、『NEXT LEVEL』の骨格となったエレクトロニック・ロック。EDMも『Party Queen』で既に姿を現している。しかし今回は、EDMがアルバム全体のカラーを作っているのが大きな特徴だ。また、そのEDMは海外アーティストからの提供も多く、歌詞も英語が軽やかにリズムを刻んでいるものが耳に残りやすい。かつて強烈なインパクトを与えた『miss(understood)』のように、あ…