今回は絲山秋子さんの『海の仙人・雉始雊』を紹介します。 『海の仙人』は芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞の作品です。 『御社のチャラ男』を読んでから、絲山さんの作品が気になっていて、装丁も可愛いので手に取りました。 ワードセンスがおもしろかったり、ハッとする言葉を連発する絲山さんというイメージですが、こちらはどんな感じなのか。 目次 あらすじ 感想 『海の仙人』 『雉始雊』 最後に あらすじ 『海の仙人』 きれいな海がある敦賀で独り暮らしを始めた主人公の前に、役立たずの神様が現れ、2人の同居生活が始まった。 彼らのもとには2人の女性が訪れ、恋をし、旅をし、過去のトラウマと運命に向き合ったりするお話…