海岸特有の植物の総称を海浜植物と言いますが、ハマボウフウはその中の一種です。 セリ科ハマボウフウ属で白い小さな花がいくつも集合して一つの花を形成しています。 低い草丈は強い海風が吹く海岸に適応した形状で、希に風の弱い場所では草丈はやや高くなっています。 花期は春から夏までと長く、花が終わると種子が出来始め、白い花が緑色の丸い種子へと変化します。 更に種子が熟し始めると緑色から赤色へ変わります。 徐々に赤みを増していく種子は真っ赤になり、緑色の砂丘には点々と種子の赤色が目立っています。 更に熟した種子です。 海岸の砂丘は多くの海浜植物から作られています。 その一つはハマゴウ。 テリハノイバラなど…