昨日は香港事務所の忘年会だった。 香港では、2月5日の旧正月に向け、 じわじわと春節ムードが盛り上がりつつある。 今回の忘年会は、僕が仕切り、 会社近くにある、川沿のドイツ料理店を予約した。 ガスストーブが焚かれたテラス席で、 ソーセージをつまみに、ワインやシャンパンを飲みつつ、 夜遅くまでわいわい語り合った。 中でも、香港の高度な自治がいかに風前の灯か、 といった中国の思想統制について熱く語り合った。 その中で、台湾は中華圏における最後の民主の砦だ、 という話になり、僕も台湾へ移住したくなってしまった。 赤ワインが三本空き、シャンパンを注文した頃、 全てが、ただの消えてゆく映像に見えはじめた…