既に掲載済みの湯山稲荷大明神、そこから有馬温泉駅方向に下る事5分程、道沿いに鎮座する温泉寺に立ち寄った。道から温泉寺境内の薬師堂前に直接入れますが少し下って「湯泉神社、薬師寺参詣道」から向かう事にした。 参詣道。多くの参詣者が踏みしめたであろう緩やかな石段を境内に向けて上る。正面の屋根は薬師堂(本堂)で、左手に見えているのが鐘楼。 鐘楼。現在の鐘楼は1995年1月7日に発生した阪神淡路大震災で被災、2009年に修復された、二層の入母屋瓦葺で袴腰が付くのもので、上層の廻り縁の欄干には擬宝珠も付けられているようです。年代はともかく、二層の鐘楼に袴腰が付くとなんと優雅な事。この意匠の目的が単に見た目…