今朝の朝日新聞を読んで、笑っていけないと思わないながらも笑ってしまう特集記事がありました。ラピダスとTSMCの新規半導体事業にどちらも1兆円以上も公費が投じられて、失敗するとほぼ断定されている記事です。 私は半導体の専門家ではありませんが、三菱の国産ジェットのように数百億円以上の莫大な国費が投じられた営利事業で、成功した例を記憶していないので、よくて成功率は10%だろうと予想しています。朝日新聞では、電機メーカーの半導体メモリー事業を統合した「エルピーダメモリ」、液晶事業の「ジャパンディスプレイ」の失敗を例にして、今回も失敗する危険性を指摘しています。 微細加工研究所の湯之上所長はTSMC事業…