私も行ったことがあるペリリュー島。 そのペリリュー島から帰還した父を持つ著者が、その後のペリリューについて書いている書物。あまり期待しないで読んだのだが、結果的に、非常に面白い本であった。「第5回潮アジア・太平洋ノンフィクション賞受賞作」というが、それにふさわしい内容だと感じられた。 米国在住の著者であるから、英語も堪能で、日米両国の関係者に取材をしている。それが、この本に深みを与えている。 また、ペリリュー島からの帰還兵の娘ということで、関係者から多くの情報を得る立場にあり、例えば、泳いで「伝令」をしたという兵士の手記が引用されているが、その内容の凄まじさに戦慄した。 リンク bp-en.h…