永山基準といわれる、殺害された被害者が複数でなければ死刑にはならないという不文律ができた事件とのこと。 一人殺しただけでは、死刑にならないという考えは間違っていると思う。動機や犯行の残虐さから、死刑にすべきかどうかちゃんと判断すべきだ。 永山の主張としては、自分は生い立ちが貧しかったからこのような犯行に至ってしまったと述べている。 幼少のころに、両親から育児放棄され実の兄から虐待を受けていた。 このような異常な成育過程が永山を狂わせたことは間違いないだろう。だが、殺された被疑者はそのようなことを言われてもたまったものではないだろうが。 獄中で永山が書き上げた無知の涙はベストセラーになり、文学賞…