男性が社会重要性を担っている社会、またはその社会制度。母権制の逆。 現代日本も含んだ現代社会のほぼほとんどが父権制による社会である。
男性が公的領域で支配権を取るという意味であれば、地球上に存在したすべての社会は父権制であるといわれる。
参考
こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 社会主義フェミニズム 女性の権利の擁護をかかげる「フェミニズム」の動きは、19世紀の「社会主義運動」の中で、新たな展開をみせるようになった。 フランスの社会主義者、 フローラ・トリスタンをはじめとする「社会主義フェミニスト」たちは、すでに19世紀半ばの段階で、女性の参政権要求とともに、労働時間の短縮や、工場における保育所の設置、女性労働者への職業教育の要求などを公然と掲げはじめた。 しかし、この時期、社会主義という観点から女性の問題を総合的に整理して…
オードリー・タンさんが語ること、とても興味深く読みました。 P11 自分がどんな人であるかを、表現することが自由です。 自分が自由を手にしたら、握りしめずに共有して、みんなを自由にする。 自由とは受け取るものではなく、惜しみなく与えるものです。 自由を共有すること。それこそ、私たちがつくる自由への道です。 P79 私には、思春期が2回ありました。 最初の思春期が訪れたのは14歳のとき。思春期とは「第二次性徴があらわれる時期」とされていて、それが主にテストステロン(男性ホルモン)とエストロゲン(女性ホルモン)の働きであることは、よく知られています。 それなのに、14歳の私の体の中で、テストステロ…
■ 第11章 新世界 『そこで、一同は舟に乗って人里離れた所へ行った・・・<12>』 14世紀の中ごろ、元帝国は崩壊し、西洋ではタマレイン(Tamerlane)の名で知られているチムールが、東欧、バルカン、そしてアジアの一部を掌握するために立ち上がった。彼の征服に関して好奇心をそそられるのは、彼が本拠とした地方・国は、一世紀弱の後にオスマン宮廷(Porte)、 別名オスマン朝スルタン(Ottoman Sultanate)<13>の領土となる地域を基本としていたことである。 オスマン朝スルタンが征服した時、征服前の境界線の多くはそのまま残された。そして最も興味深いのは、征服された国々のインフラ(…
こんにちは。RIYOです。 今回はこちらの作品です。 三十以上の言語に翻訳されている、世界的名作。現代カタルーニャ文学の至宝と言われる。スペイン内戦の混乱に翻弄されるひとりの女性の愛のゆくえを、散文詩のような美しい文体で綴る。「『ダイヤモンド広場』は、私の意見では、内戦後にスペインで出版された最も美しい小説である」(G.ガルシア=マルケス)。 スペイン北東部にあるカタルーニャ州では現在も引き続き激しいデモが行われています。スペインの中央政府がカタルーニャ民族を蔑視し、高額の税金を搾取することからスペインからの離脱、いわゆるカタルーニャ独立運動が行われています。主だって活動している人々はカタルー…
ロシアとウクライナのあいだで戦争がおきている。 なぜロシアによって戦争が引きおこされてしまったのだろうか。どのようであったとしたら戦争がおきずにすんだのだろうか。 円では、中心が一つだけなのと、中心がいくつもあるだ円がある。 ロシアの国のあり方は、円でいえば、中心が一つだけの円になっているものだろう。それによって戦争がおこされてしまった。 円でロシアの国を見てみると、その中心にいるのがウラジーミル・プーチン大統領だ。父権制のあり方だ。男性が中心になるものだ。 日本の政治家の大平正芳(おおひらまさよし)氏は、だ円のあり方をよしとしている。中心が一つだけの円のあり方はのぞましいものではない。円の中…
2月は短いけど100回レッスンできた。良かった。 戦争の記事を読むのも気が重く…BBCで、インドの花嫁が馬に乗って登場!という記事を読む。 in one fell swoop 一挙に、一度に swoop 鳥などの上からの急襲 partriarchy 父権制⇔martriarchy fetus イギリス綴だとfoetus rampant形容詞 ... to prevail(prevailは動詞)
Talia Bettcher (2014) "Feminist Perspectives on Trans Issues" The Stanford Encyclopedia of Philosophy (Spring 2014 Edition), Edward N. Zalta (ed.), 22-47. 前回 (§1-4) の続き.バトラーの出てくる5節が異様に難解.批評が取り上げられている Paris is Burning(邦題:『パリ、夜は眠らない。』)はどこかで見ておきたい.
Family(や〜にんじゅ)宮城 スタッフのひとみです😊 仲間とともに 互いの気質を理解し合える 安心の場づくりをしながら 自分を活かして喜びで生きるを 実践中🙌✨✨ 今は華やかなネイルの世界から 『整える』大切にする 爪ケアのネイリストをしています。 昨日クリニックを受診しました🏥 クリニックの受診 - 自分を活かして喜びで生きる💛HSPやエンパスの敏感さは通常モード!わたしの成長記録♪ とりあえず 自分が思っていたよりも ダメージ大😱 今日の午前中まで ある意味死んでました😑 昨日より落ち着きを取り戻し 振り返りをしました。 やはり 自分が思っているより 相当緊張していたこと。 自分を守る…
オリンピック・パラリンピック(以下オリ・パラと略)の気味悪さは気のせいだろうか。私が思うに、オリ・パラの実態は以下の通りだ。健常者による障害者の「他者化」が儀式的に執り成されてる場としてのパラリンピック。そこは身体障害をスペクタクル化し、知的・精神障害は非可視化されて然るべきものという認識を再確認する場でもある。もしこの祭典が、見せかけの包摂によって障害者という〈他者〉の排斥を正当化する「儀礼」でしかないならば、果たしてこの「伝統」を継承する意味とはなんだろうか。ちょっと分かりづらかった方のために、先の文を少し噛み砕いてみる。例えば、成人式。これは子供だった人が、「あなた大人になったね」と同年…
『異形再生』 付『絶滅動物図録』 エリック・ハズペス 原書房 2014/5/25 <山羊少年 1878年> ・ブラック博士は、ある見世物小屋を訪れていたことがきっかけで、仕事を変え、大きな目標に向かって進むことになった。見世物小屋の名称は分かっていないが、見世物小屋の呼び物は、大男や曲芸、その他の「驚異的なもの」、解剖博物館などだった。解剖博物館には、珍しい医療器具や生物標本が展示されていた。 ・「珍品陳列室」と同じく、珍しい物を集めた解剖博物館は数百年前から人気があった。昔の解剖博物館のコレクションの中には、現在も公開されているものもある。ブラック博士が訪れた見世物小屋の解剖博物館は、ショー…
こども庁をつくる。与党である自由民主党は子どもに関わることをになう省庁つくろうとしているが、その名前がそれまでに予定されていたものから変わり、こども家庭庁になるという。 なぜ子どもにかかわる省庁の名前を変えることになったのかといえば、自民党が右派の文化人から意見を聞き、それをとり入れたことによるという。岸田文雄首相は聞く力があると自分で言っているが、右派からの意見をすんなりととり入れるのからすると、右耳がよいようだとツイッターのツイートでは言われていた。 子どもについてのことをになう省庁の名前を変えたことについてをどのように見なすことができるだろうか。そこにすけて見えるのは、やっかいなことやめ…
政党の日本維新の会についてをどのように見なせるだろうか。維新の会は、さきに行なわれた国の衆議院の選挙でそれなりの結果を出したが、維新の会の政治家たちは、みんな橋下徹氏に似ている。橋下氏と類似性がある。 橋下氏は維新の会を立ち上げて、自分で政党を作った創設者だが、その創設者に似たところがあるのが、維新の会の政治家たちだろう。いわば、小さい橋下氏による集合が維新の会である。 橋下氏が父親だとすると、維新の会の政治家たちは子どもたちだ。父親の背中を見て、子どもたちはそれを見習う。子どもたちは、みんな父親に似ていて、父親のようなところをもつ。英語のことわざでは、Like father,like son…
衆議院選挙が終わり、政党の獲得して議席数の構図は今までとほとんど変わりませんでした。むしろ維新が増えて、自公と維新の議席数を加えると全体の三分の二以上になり、憲法改変という点で今までよりもその危険性が高まったと言えるかも知れません。 今回の選挙で私が残念に思うことは、約30年に及ぶ新自由主義的な資本主義経済によって日本の社会にこれほどの格差が生まれて、苦しむ人が多いのにも拘わらず、社会的に弱い立場の人も切り捨てられない、皆が共に助け合って生きていくことの出来る社会のイメージや経済のあり方を提示した政党がほとんどなかったということです。私がこの船越通信で紹介しています斎藤幸平の『人新生の資本論』…
河合祥一郎『シェイクスピア 人生劇場の達人』を読んだ。 シェイクスピア - 人生劇場の達人 (中公新書) 作者:河合 祥一郎 発売日: 2016/06/21 メディア: 新書 内容は紹介文のとおり、 本書は、彼が生きた動乱の時代を踏まえ、その人生や作風、そして作品の奥底に流れる思想を読み解く。「万の心を持つ」と称された彼の作品は、喜怒哀楽を通して人間を映し出す。 というもの。 紹介文だけだと少しわかりにくいが、シェイクスピアの生涯と作品を紹介する、優れた入門書であると思う。 以下、特に面白かったところだけ。 囲い込みに反対しなかったシェイクスピア だが、シェイクスピアはそうしなかった (94頁…
こんにちは。RIYOです。 今回はこちらの作品です。 その花を愛するゆえに〝椿姫〟と呼ばれる、貴婦人のように上品な、美貌の娼婦マルグリット・ゴーティエ。パリの社交界で、奔放な日々を送っていた彼女は、純情多感な青年アルマンによって、真実の愛に目覚め、純粋でひたむきな恋の悦びを知るが、彼を真に愛する道は別れることだと悟ってもとの生活に戻る……。ヴェルディ作曲の歌劇としても知られる恋愛小説の傑作である。 アレクサンドル・デュマ・フィス(1824-1895)は、私生児として生を受けました。父はアレクサンドル・デュマ・ペール。『三銃士』『モンテ・クリスト伯』『王妃マルゴ』などを執筆した文豪です。この通称…