特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」

おはようございます、つみたてライダーです。 東京国立博物館 特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」を鑑賞しました。

2024年以降に鑑賞した美術館の企画展、コレクション展等を記録しています。随時更新中。【2024年】・1/6 キース・へリング展＠森アーツセンターギャラリー・1/7 国宝雪松図と能面×能の意匠＠三井記念美術館・1/21 モダン・タイムス・イン・パリ 1925＠ポーラ美術館・2/3 私たちのエコロジー＠森美術館・2/16 豊島康子 発生法―天地左右の裏表＠東京都現代美術館・2/16 MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ＠東京都現代美術館・2/16 MOTコレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020／特集展示 横尾忠則―水のように／生誕100年 サム・フランシス＠東京都…

【読み方】ろくどうえ 【見に行った日】2024年8月17日 【見に行った場所】 東京国立博物館本館 国宝室 【拝観料】同日に観た特別展「創建1200年記念特別展 神護寺 空海と真言密教のはじまり」の前売券1枚1900円で常設展も鑑賞。 【見学にかかった時間】 国宝室のみ寄ったため約10分 【鑑賞メモ】 六道絵（ろくどうえ）とは、仏教で説く六道（地獄道、餓鬼道、畜生道、阿修羅道、人道、天道）の世界を絵画化した仏画。 六道とは、仏教において、衆生がその業の結果として輪廻転生する6種の世界のこと。いずれも苦しみや迷いに満ちた世界である。衆生（しゅじょう）とは人間をはじめ生命のあるすべてのもの。業（ご…

【読み方】せんずいびょうぶ 【見に行った日】2024年8月17日 【見に行った場所】東京国立博物館 平成館 創建1200年記念特別展 神護寺 空海と真言密教のはじまり 【拝観料】前売券で1900円 【見学にかかった時間】特別展全体で約90分 【鑑賞メモ】 神護寺に伝わった、鎌倉時代初期の作品と思われる現存最古の大和絵（日本画）の屏風。屏風とは、建物の中を仕切るための調度品の一種。調度品とは、日常的に身の回りに置いて使用される道具類や家具の総称。 密教の秘法を伝える伝法灌頂（でんぽうかんじょう）の儀式の際に用いられた。伝法灌頂とは、密教において師匠の位を得ようとする弟子に、阿闍梨（あじゃり）が大…

【読み方】もんがくしじゅうごかじょうきしょうもん 【見に行った日】2024年8月17日 【見に行った場所】東京国立博物館 平成館 創建1200年記念特別展 神護寺 空海と真言密教のはじまり 【拝観料】前売券で1900円 【見学にかかった時間】特別展全体で約90分 【鑑賞メモ】 元暦二年（１１８５）正月十九日に文覚が定めた四十五箇條にわたる起請文。 起請文とは、日本でかつて作成されていた、人が契約を交わす際、それを破らないことを神仏に誓う文書のこと。 神護寺は最澄、空海の活躍後、弟子によって護持されたが、正暦5年（994年）と久安5年（1149年）に火災で焼失するなどしたため、平安時代末期には衰…

【読み方】りもうひつほうけんひょう 【見に行った日】2024年8月17日 【見に行った場所】東京国立博物館 平成館 創建1200年記念特別展 神護寺 空海と真言密教のはじまり 【拝観料】前売券で1900円 【見学にかかった時間】特別展全体で約90分 【鑑賞メモ】空海が弘仁3年（812年）6月7日、楷書・行書・草書・写経用の狸毛筆（りもうひつ）4本を嵯峨天皇に献上する際に、空海本人が書いたと伝えられる上表文。上表文とは、君主に奉（たてまつ）る文書のこと。筆は唐から帰国した空海が筆匠・坂名井清川に唐の技法を教えて作らせた。本書にて、唐製に劣らぬ出来ばえであると記している。京都府の醍醐寺が所蔵してい…

【読み方】 きゅうかくじょう 【見に行った日】2024年8月17日 【見に行った場所】東京国立博物館 平成館 創建1200年記念特別展 神護寺 空海と真言密教のはじまり 【拝観料】前売券で1900円 【見学にかかった時間】特別展全体で約90分 【鑑賞メモ】 最澄（伝教大師）が高雄（今の神護寺）の空海のもとにいた愛弟子の泰範に宛てた書状。 空海から詩を贈られた最澄はお返しの詩を作ろうとしたが、空海詩の序文に内容のわからない書物の名があった。『文殊讃法身礼（一百廿礼仏）・方円図・注義』である。 弘仁4年（813）11月23日、最澄は空海に対してそれらの書物を借してほしいと手紙を書いたが、空海は、密…

【読み方】こうぼうだいしひつせきとく（ふうしんじょう） 【見に行った日】2024年8月17日 【見に行った場所】東京国立博物館 平成館 創建1200年記念特別展 神護寺 空海と真言密教のはじまり 【拝観料】前売券で1900円 【見学にかかった時間】特別展全体で約90分 【鑑賞メモ】空海から最澄に送った三通の尺牘を巻物にしたもの。尺牘とは漢文で書いた書簡。 巻初の書状が「風信雲書云々」に始まっているため風信帖と呼ばれている。 第一の書状では最澄からの手紙に答えて「自分は忙しくて最澄のいる比叡山に行けないけれど、仏法の大事因縁を商量するため、自分のいる寺に来てもらいたい」と希望している。 「大事因…

大学入学以降見てきた博物館的カテゴリ施設の特別展だったり企画展だったり、常設展だったりを随時追加 専門家でもなんでもないので見当違いの事を言ってたらすみません 展覧会名に各展覧会公式サイトなどのリンク繋げてますがリンク切れてたら申し訳ない 展覧会名の前に★が付いてるものは図録を持っています 気になったら言ってください 行ってないけど図録を持っているもの ・仏像半島─房総の美しさ仏たち─ ・特別展 奈良 中宮寺の国宝 ・学割が使える館が多い ・研究室に観覧招待券が届く ・大学がキャンパスメンバーズ 等の理由でかなり安価で見れてます 美術館興味あるけど金かかるのはねえ(渋)という人は一旦調べてみて…

【読み方】しちげんきん 【見に行った日】2024年7月21日 【見に行った場所】東京国立博物館 法隆寺宝物館2F 【拝観料】同日に観た特別展「創建1200年記念特別展 神護寺 空海と真言密教のはじまり」の前売券1枚1900円で常設展も鑑賞。 【見学にかかった時間】 法隆寺宝物館全体で約15分。 ※1Fの仏像と今回の国宝のみ鑑賞。何度か来ているため他の展示品は通り過ぎた。 【鑑賞メモ】 唐時代の724年に中国の四川省で製作された琴。 七弦琴とは、中国の古い伝統楽器。 平成館での特別展を観たあとに、こちらの琴を観るために法隆寺宝物館に立ち寄った。館内を一通り探したのだが見つからず。再度じっくり探し…

【読み方】かたな むめいさだむね（めいぶつきっこうさだむね） 【見に行った日】2024年7月21日 【見に行った場所】東京国立博物館本館 【拝観料】同日に観た特別展「創建1200年記念特別展 神護寺 空海と真言密教のはじまり」の前売券1枚1900円で常設展も鑑賞。 【見学にかかった時間】 本館全体で約20分。※今回の目当ての作品以外はほとんど通り過ぎた。 【鑑賞メモ】 鎌倉時代に制作された刀。 無銘とは、作者の名（＝銘）が入っていないこと。貞宗は、鎌倉時代末期の相模国（神奈川県）の刀工。刀の茎に亀甲花文が刻されているため亀甲貞宗と称され、長く徳川将軍家に伝えられた。 亀甲花文とは亀の甲羅の形に…

東京国立博物館：神護寺展 自分用の覚書メモ 見て感じたことをとりあえずメモ。公式のポストの画像を利用し後になって思い起こすときの参考に。寺外初公開の釈迦三尊像や、兼ねてから追いかけてきた「曼荼羅図」理解の変遷等。 写真撮影可の時は、撮影する部分や順番等から、対象物をどのように見ていたかを知る手がかりがある。今回は撮影不可。心に思ったことをわすれないように記録。 ■薬師三尊像 〇後期展示風景 〇前期展示風景 〇ライティング 〇展示への賛否 〇奇跡の東京お出まし 〇翻波式衣文（ほんぱしきえもん） 〇螺髪がツンツン ■両界曼荼羅 〇これまでに得た曼荼羅関連情報 〇高雄山神護寺の「高雄曼荼羅」現存最古…

こんにちは。マンションを買いたい株初心者のめめです。 日記は無理だけどだ月記ならいけるかな〜という気持ちで書いていこうと思います。 第1週 映画と美術館 第2週 展覧会とネイルサロンと映画 第3週 台風と仕事 第4週 仕事の後始末と会議と映画 第5週 夏休みと大学の科目履修登録 第1週 映画と美術館 チョコザップ1回 ルックバック 行くかどうしようかをずっと迷っていた※「ルックバック」を観ました。 劇場アニメ「ルックバック」 映画は原作よりだいぶマイルドだし、映画としてはとてもとてもよかった！ 原作に対しては未だに発表のタイミンやその後の改変等で作者と編集と出版社に不信感※があり、肯定的にはな…