白村江の戦いの結果日本は無条件降伏したというショッキングな論を見かけた。何をもって無条件降伏をしたと考えているのか不明だが、どうやら当時の文書を解読するとこういう結論になるらしい。しかし、無条件降伏論には根本的な無理がある。 まず、当時唐に潰された百済と高句麗がどうなったかを考えてみればわかるが、王族と貴族は本国に拉致されている。つまり伝統と正統性を破壊する訳だ。そして、復興運動など二度と起きないようにする。それでも起きるのが復興運動だがいずれも失敗した。 我が国はどうだろうか。皇族も豪族もほぼそのまま残置している。無条件降伏したとなればこれらが残っている筈はない。何か第二世界大戦後のGHQの…