年末にユーロスペースにて鑑賞 韓国・ソウル市の南東に、1980年竣工されたトゥンチョン団地 政府の推進する住宅供給政策の一環で、18万坪の敷地に143棟が建てられ、5930世帯が暮らしていた 当時は「マッチ箱団地」と呼ばれながらも、アジア最大の団地として、住人たちも自慢していた ところが、2000年代から再開発の議論が始まり、団地を壊して再開発するには、老朽化しているように見せる必要があるということで、多くの住人が家まわりや共用エリアの手入れをしなくなる その結果、2017年に再開発が決まり、2021年に撤去が完了する 本作は、そんな巨大な団地に住み着いた猫たちを救おうとする人たちのドキュメン…