前回の記事で、「空」の概念について書きました。 その続きです。 「空」を別の言葉で表現するならば、人間の概念そのもの(ひいては「人の意識の世界」)なのではないかと思います。 ただし、「空=概念」としてしまうと、「概念がある、ない」ということになって、「有か無か」という概念が生まれてしまい、「空」よりも抽象度が下がってしまいます(=有と無の両方を包括できなくなってしまいます)。これは「空」ではありません。「空」は、有と無が両方含まれた世界、つまり、「有か無か」という概念(有と無を分ける垣根)が外れた世界です。*****私は、人間関係に対する依存症でした。他人に依存する苦しみ、支配される苦しみは(…