つらく思い、我が身を憂いて根のない浮草が漂うように暮らしているので、誘ってくださる水ががあるのなら、ここを去ってどこへでも参ろうかと思います。『古今集』雑歌下 938 小野小町 わぶ【詫ぶ】 つらく思う 落ちぶれる ~しづらい 解説 <自動詞・バ行上二段活用> 物事が思うようにいかずにがっかりする、つらいと思う、困る、当惑する。 落ちぶれる、困窮する。 <補助動詞・バ行上二段活用> ~しづらい、~しかねる。 つらく思う 『古今集』雑歌下 938 小野小町 文屋康秀、三河のぞうになりて、県見にはえ出でたたじや、と言ひやりける返り事によめる わびぬれば身を浮草の根を絶えてさそふ水あらばいなむとぞ思…