二人の姫宮は、弘徽殿女御の子どもでいらっしゃったが、光源氏の美しさと肩を並べなさることすら、おできにならなかった。『源氏物語』桐壺 なずらふ【準ふ・准ふ・擬ふ】 同列に並ぶ 同じように見なす 解説 「なぞらふ」とも。 <自動詞・ハ行四段活用> 同列に並ぶ、類する、準ずる、なぞらえる。 <他動詞・ハ行下二段活用> 同じように見なす、準ずる。 <関連語> ▶ならぶ【並ぶ】動詞→①並ぶ。②匹敵する、優劣が付かない。③並べる。④並べて比較する、比べる。 同列に並ぶ 『源氏物語』桐壺 今は内裏にのみさぶらひたまふ。七つになりたまへば、読書始めなどせさせたまひて、世に知らず聡う賢くおはすれば、あまり恐ろし…