日本でも先進的なAI利用企業の幹部と、意見交換する機会があった。多数の事業部門や関連会社で自社利用をするだけでなく、自社サービスの中に組み込んでのエンドユーザ提供することもある。積極利用したい反面、万一大事故を起こせば、お客様の被害はもちろん、自社のブランドを損ね、ひいては日本社会のAI利用を遅らせる可能性があると、最初は厳しめにガバナンスしているとのことだった。 悩みはいろいろあるが、まずLLMモデルがたくさん出てきて、どれを選んだらいいか即断できないこと、社内のあちこちで要望が出るが乱立しかねないことを最初に挙げておられた。 JR大塚駅前のバラ 生成AIブームを産んだ「Chat GPT」の…