マルクスの「唯物史観」の展開(『経済学批判』の序文)を読もう! マルクスの『経済学批判』という本の序文に、のちに「唯物史観の公式」と呼ばれるようになったものが展開されている。ここに、この部分を抜粋して掲載する(読みやすいように行かえを多くした)。 「唯物史観」とは、人間歴史の唯物論的な観方(みかた)ということである。 みなさん! これを読み、感じ、考えよう! マルクス『経済学批判』序文のなかの「唯物史観の公式」と呼ばれるもの、その抜粋 生活の社会的生産において、もろもろの人間は、一定の・必然的な・彼らの意志から独立した諸関係をとりむすぶ。この諸関係は、彼らの物質的生産諸力の或る一定の発展段階に…