写真家。 1951年(昭和26年)、生まれ。 京都出身。 1972年(昭和47年)、フランスへ渡る。 1977年(昭和52年)、アルル国際写真フェスティバル大賞受賞。 1984年(昭和59年)、日本写真家協会新人賞受賞。 1985年(昭和60年)、第10回木村伊兵衛賞受賞。 1988年(昭和63年)、ニエプス賞受賞。 1993年(平成5年)、フランス芸術文化勲章シュバリエを受章。 2017年(平成29年)6月6日、死去。
標題所で『田原桂一』の作品展は過去に三回観ているとの履歴。 それにしても「オペラ座」は「l'Opéra」なのだと思っていたら今回のタイトルなのね。 「建築」「衣装」「宝飾」「舞台美術」の各々のカテゴリーから精選された三十点ほどの写真が並ぶ。 中央の平台には、豪華装丁かつ大判のタイトルにもなっている写真集も置かれ実際に手に取って観ることも可能。 また、最奥のスペースでは写真集を基に制作された映像も流れている。 それにしても、今回の展示はとりわけギャラリー内の装飾が印象的。 当然「オペラ座」を意識したものだろうが、深い色味の布を多用、豪華な雰囲気を醸す。 そこに壁一面に引き伸ばされた写真を配し、更…
ハート展 インド手織と三宅一生 / 西武百貨店 / 1986年 / 245x260mm / 98ページ / ソフトカバー / 4,000円+400円=4,400円 は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 hon034.stores.jp インド手織物展。 綺麗ですね。 織物の文化的な側面は 知らなくとも、 美しさに影響なし。 モダンなフォルムにも 美しさに影響なし。
非常事態宣言が発出され、国や都が運営する美術館は当然に休館。 企業や個人が運営するものは対応が分かれ、やはり休館するもの、特に変わらず営業を続けるもの。 その中で標題館は、一時取り止めていた事前予約制を復活させての営業継続。 入場前の検温と手指の消毒は変わらずも、多少の手間で作品を拝見できるのだから、有り難いことには間違いなし。 『田原桂一』は物故者で、マルチタレントながら本展で並んでいる作品は写真、それもタイトルにあるようにTV番組「白の美術館」出演者のポートレイトが主。 指揮者、役者、笙の奏者、デザイナー、アーチストと本邦の人物が対象なら、その多くは名前を知っているし時として耳目にする人々…