2021年6月のブログです * 北方謙三さんの『檻』(1987・集英社文庫)を久しぶりに読みました。 先日、北方さんの『煤煙』を読んでしまい、恐れていたとおりに(?)、北方ワールドにはまってしまいました。 もっとも、『檻』は北方さんの小説の中でじーじが一番好きな作品。 忘れん坊のじーじにはめずらしく、まだあらすじをぼんやりと覚えていたので、後に取っておいたのですが、今回、読んでしまいました。 いい小説です。ラスト、不覚にも久しぶりに泣いてしまいました。 あらすじは当然書きませんが、感想を書くのもなかなか難しい小説です。 男の生きかた、男の友情、度胸、暴力、仕事、愛情、などなど。いろんなテーマが…