湯たんぽを買ってきた。 商品の袋に「昔ながらのエコ暖房」とある。これが私の心にヒットした。 昔は暖房をどうしていたんだろうといつも思う。あんな大きな屋敷に火鉢一つじゃ寒かろう。他に暖をとる手立てがあったはずだ。それが「湯たんぽ」だった。 買って早速試してみた。 お湯を入れて温め、それを布団の中に入れるだけ。それだけで快適な眠りを満喫できる。こんなに簡単に暖房が手に入るなんて知らなかった。そうか、ストーブなどなかった時代は湯たんぽで暖をとっていたんだな。 薪が来るまでしばらくは「湯たんぽ」の恩恵に預かるとするか。 【書】『嵯峨日記』 21(No.1,985) 「一、四日 宵に寝ざりける草臥に終日…