仏界の東方を治める。医薬を司り、人々の病気を治し、安楽を与える。そのため仏像は左手に薬壺を持っていることが多い。 脇侍に日光菩薩・月光菩薩。眷属に十二神将。
勝常寺(平安時代) 仁和寺(平安時代) 神護寺(平安時代) 醍醐寺(鎌倉時代) 獅子窟寺(平安時代) 新薬師寺(平安時代) 元興寺(平安時代) 唐招提寺(平安時代) 薬師寺(白鳳時代) 法隆寺西円堂(天平時代) 法隆寺(平安時代) 法隆寺(飛鳥時代) 奈良国立博物館(平安時代)
松乃木大明神の祠で雨宿りしていた猫 きのうの朝、少し時間を取って家の周りを歩いた。 明け方の雷雨は収まっていたが、時折、ぱらぱらと雨が降ってきた。 足は自然に松乃木大明神に向いた。 神社の入り口の鳥居をくぐると、松乃木大明神の祠でキジトラの猫が雨宿りしているのが見えた。 その猫は香炉脇の賽銭箱の上に寝そべって眠そうにしながらも、鋭い目で私をにらんでいた。 「こんな雨の日の朝に何の用だ」と言わんばかりの顔で、「ごめんごめん。寝ていればいいんだよ」と思った。 そしてふと脇を見ると、薬師如来の祠に母猫がいた。 母猫は私との付き合いが長いので、私が近づいても平然としていた。 2匹の姿を見て、「2つの祠…
今日の痛ましいニュースを知ったのは 夕方でした。 あまりに痛く、苦しく、 パニックになり 仏道修行者として、ふさわしくない、言葉を叫んでしまいました。 そして、祈る中 光に還られたとの言葉。 こんな時、自分はいつも、心がやられてしまいます そして、そんな弱い自分を責め始める というループに。 ありのままの自分を受け入れ、ゆるしながら 手を合わさせていただき これまでいただいたたくさんの恩恵に感謝し どうか、この先の旅路、光に包まれますように お祈り申し上げます。 哀しみ、怒りを、のみこまれることなく 手と足を少しずつでも動かし、善へと変換してまいります。 そして、ご家族や、皆さまの痛み どうか…
【金城山】新潟県南魚沼市にある山 標高1,369mm 観音山ルートを行く。 ロープあり、鎖場ありの急登。 頂上には薬師如来がまっつてある。 山頂からは魚沼盆地の360度パノラマ跳望が素晴らしい。 金城山 【金城山】新潟県南魚沼市にある山 www.youtube.com
松乃木大明神の薬師如来の祠で眠る猫 きのうの夕方、西成まで帰ってから、いつものように松乃木大明神へ行った。薬師如来の祠に兄弟の猫のうちの1匹がいた。兄弟の猫という言い方は紛らわしいので、この猫を「にいやん」と呼ぶことにした。どちらが兄でどちらが弟かわからないが、普段の落ち着いた態度から、こちらが兄だろうと思った。もう1匹はやんちゃなので、「やんちゃん」と命名した。 にいやんは薬師如来の祠の主(ぬし)になったかのようで、恐れるものなど何もないといった態度で、のうのうと眠っていた。松乃木大明神は猫を祭る神社なので、猫がそこでわが物顔で振る舞っていても何の不思議もないのかもしれないが。 私がすぐそば…
松乃木大明神の薬師如来の祠にいた4匹の猫 きのうの夕方、相も変わらず松乃木大明神へ行った。 雨が強く降っていて、「この天気なら、猫が祠で雨宿りしているだろう」と期待しながら歩いた。 境内に入ると、薬師如来の祠の正面に兄弟の猫のうちの1匹がいた。 それだけなら見慣れた光景なのだが、きのうは兄弟のもう1匹もいた上に、肩身が狭そうだったキジトラの猫も正面に並んで座り、さらにキジトラの猫がもう1匹いた。 4匹は力ずくで場所を取り合うのではなく、譲り合いながら仲良く並んでいるように見えた。 このところ人の世は、弱肉強食の自然界のおきてを思わせるような出来事で騒々しい。 4匹の猫の姿を見て、「人の世もかく…
松乃木大明神にいたキジトラの猫 きのうの夕方、雨がしとしとと降る中、いつものように松乃木大明神へ行った。 境内に入ると、薬師如来の祠に兄弟の猫のうちの1匹がいた。 前の日に夕涼みをするかのように眠っていた猫で、この日は雨宿りだった。 ふと見ると、同じ祠の隅にキジトラの猫がいた。 以前、母猫に見つかって威嚇された猫だ。 兄弟の猫は母猫ほど気性が激しくないのか、キジトラの猫を見ても威嚇はしなかったが、正面に来ることは許さなかった。 猫の社会にも力関係が存在するらしく、キジトラの猫は肩身の狭い思いをしているように見えた。 祠の正面に寝そべる兄弟の猫と、祠の隅に座って様子をうかがうキジトラの猫。猫を刺…
鹿山 医王院 西念寺(京都府木津川市鹿背山) 薬師如来坐像 日光菩薩・月光菩薩立像 本堂のご本尊阿弥陀如来坐像 裏堂の阿弥陀如来 「鹿山寺略縁起」版木 享保5年(1720) 追記 川端龍子旧蔵の毘沙門天立像も中川寺におられた 【拝観案内】 木津川市の特別公開で、中川廃寺(奈良市中ノ川)の平安後期の薬師如来坐像を拝観。優美なお姿に心が癒される。鹿背山の静かなお寺の佇まいと、住職様の穏やかなお話に、さらに癒される。特別公開中(2022/5/3-5)とはいえ、他に拝観者はおらず、おかげで静かにのんびりお参りできた。とてもありがたく、感謝申し上げる。そして、中川寺についてもっと学びたくなった。 薬師如…
繖山 桑実寺(きぬがさやま くわのみでら)(滋賀県近江八幡市安土町) ご本尊薬師如来ご開帳 2022/4/8-5/10春季 11/1-11/30秋季 桑実寺薬師如来様ご開帳 桑実寺縁起絵巻 桑実寺秘仏本尊薬師如来坐像桑実寺本堂は重文 桑実寺薬師如来様ご開帳 12年に一度のご開帳の薬師如来様にお会いするため、沢沿いの急な石の階段をのぼる。山門までまあそこそこの石段があり、そのあとさらに果てしなく石段が続く。息を切らし石段をのぼりきると、重文の本堂が姿を現す。 堂内に入ると、須弥壇中央のお厨子が開いており、秘仏の薬師如来坐像が鎮座されていた。お前立の薬師如来坐像もおられ、その両脇に小さな十二神将が…
松乃木大明神の薬師如来の祠にいた黒猫 松乃木大明神の祠にいた白黒の猫 きのうの朝、スーパー玉出へ行く前に松乃木大明神に寄った。 境内はしとしとと降る雨に濡れていた。 薬師如来の祠に黒猫がいた。 路地で時々見かける顔だが、祠にいるのは初めて見た。 松乃木大明神の珍客といっていいだろう。 黒猫はしばらく私に付き合ってから祠を下り、松乃木大明神の祠の陰に隠れた。 私もそちらに行って祠を見回すと、白黒の猫が隅にいた。 この猫の定位置といってよく、松乃木大明神の常連客だ。 そぼ降る雨の中、珍客と常連客の2匹の猫は祠でしっかりと雨宿りしていた。
霜柱の朝でした。庭の木々も、暖かな春の日差しを待ち望んでいるかのようです。白木蓮の蕾も大きくなってきました。 あと1ヶ月もすると、このように一斉に花を咲かせます。昨年の様子です。 青空に映えますね。ちょうど春のお彼岸の頃になります。今から楽しみです。さて、来月に予定しております普濟寺恒例の春季大護摩祭は、昨年と同様に、私(住職)と総代・世話人さんのみで行うことと決定いたしました。縮小開催は3年連続となります。 (過去記事です) www.mizu-kuki.work 本堂の扉を開け放てば大丈夫ではないかとの声もありましたが、まん延防止等重点措置が栃木県も延長されたこともあり大事を取りました。ご祈…
7月にいただいた、訪れたことのある神社・お寺の期間限定御朱印の記録です。 7月も、大阪ばかりになりました!暑すぎて思うように動けず、行動範囲が狭まっています…💦 いつものように、御朱印の紹介がメインです。 ●大阪天満宮(大阪府大阪市北区) 7月24・25日に、年に一度の大きなお祭りである天神祭が行われました。コロナ禍のため、規模を縮小しての開催だったようです。 天神祭が近づくと、限定御朱印が授与され始めます。昨年もいただき、今年も楽しみにしていました🎶私は天神祭の日ではなく、7月頭に訪れました。 ↑ついうっかり、いつも見るのを忘れて帰ってきてしまっていた、十二支の方位盤。表大門の天井に飾られて…
今回は、私的に全札所中No.1の難所が待ち構えています。天候が不安定で大雨の恐れがあるので、そこをクリアするまでは気を抜かず、早めに行動しようと思います。 34番札所「種間寺」は、安産祈願に授けられるひしゃくが有名です。 鐘楼堂かと思いきや、子安観音が立つ観音堂でした。後ろに掛けられている底の抜けた「ひしゃく」は、無事出産を終えた妊婦さんが奉納されたものです。 本堂の御本尊は「安産の薬師如来」 大師堂と参拝し 納経所へ 本尾山 朱雀院 種間寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会 そして次こそが最大の難所、35番札所「清瀧寺」です! ホントならバイクで来たかったのですが、天候不順につき車で……。で…
8月9日 高校の写真部合宿に付き合って京都 神護寺・嵐山へ行ってきました。 車で行けば谷底に駐車場があり、ホテルや川床料理店があります。そこから参道を360段余り登って山門に到着します。 山門が工事中で撮れませんでしたが金堂や鐘楼を撮ってきました。 01:国宝2号の薬師如来を安置している金堂「オン コロコロ センダリマトウギソワカ」と唱えます。 02 03 04 05 06 ねこんたフォトギャラリー
昨日(8月10日)草津温泉へ行ってきました!! 「草津良いとこ、一度はおいで~~」と一度も訪れたことがありませんので。。。下記タイムラインにて青春18きっぷ利用してきました。 まずは、いつも通り横浜から出発です。横浜駅の入口も多くありますが、ここが個人的には一番好きです。なにか、よし行こう!って気にさせてくれます。 と言ってる間に高崎です。高崎の表示板が新しくなっていました。SLをイメージさせ、良いと思います。。。こちらで吾妻線に乗り換え、 長野原草津口に到着です。 改札を出ると、すぐJRバス関東のバス停があり、3番のバス停より草津温泉に向うとのこと。想像よりりっぱなバスで、料金は草津温泉バス…
延暦寺の境内には立派な売店がありました。参拝客にとってはありがたい施設です。アイスクリームに強く心惹かれましたがここは我慢。 食事できる場所が何か所かあるようです。地下のそば屋さんに行ってみました。大学の学食のような雰囲気のお店でお茶はセルフです。値段も思ったほど高くなく、味も良かったです。比叡山そば¥850を食べました(*´ω`) お腹が膨れたところで延暦寺散策に行きましょう。まずはおそば屋さんの建物の正面にある大黒堂へ。ここでは靴を脱いで上がらせてもらいました。四天王寺にも大黒堂がありますが、両方とも祀られているのは三面大黒天です。大黒天、毘沙門天、弁財天が合体した仏様なのですが、最澄さん…
萩から長門まで三十分程や。「あれ? 青海島行かないの?」 行くために今日の予定を組んだようなもんやんか。青海島は絶景の地で、日本百景にも指定されとる。まあマグマで出来上がった奇岩が並んどるぐらいの理解でもエエと思う。陸からも見れるが、こういうものはやはり海から見るのがエエに決まっとるやんか。 この発着地は青海島やのうて本州側にあるねん。十三時半発で、八十分ぐらいやから十五時ぐらいには戻ってくるはずや。「間に合わなかったら?」 「青海島ツーリングしかないやろ」 フェリーやがいくつかのコースがあって、それによって料金も変わる。そやけどコースは選ぶと言うより、その日の荒れ模様で決まるようや。外海も通…
二十八部衆(にじゅうはちぶしゅう)とは? 二十八部衆の一部(特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」にて撮影) 二十八部衆とは、千手観音&千手観音を信仰する人々を守る28の神々。各人(神)が、それぞれの分野で力を発揮するので、全方位の守護が可能になるという、無敵グループ。全員、仏教では「天部」カテゴリに所属し、「仏教を守護する」役割の方々です。詳しい特徴を見ていきましょう。 二十八部衆(にじゅうはちぶしゅう)とは? 二十八部衆のメンバー 仁和寺観音堂の二十八部衆(+風神雷神) 1列目メンバー 那羅延堅固王(ならえんけんごおう):金剛力士(仁王)の阿形(口をあけている) 五部淨居天(ごぶじょうごてん)…
こんな暑い日はメダカの瓶に入ってぷかぷか浮いていたいですねぇ〜 ここ数週間程、娘から貰い受けたしつこい夏風邪に苦しめられていました🤧コロナも増えているので病院行くのも一仕事。健康がいちばんですね。 みなさんはいかがお過ごしでしょうか?? 北の方では記録的な大雨で大きな被害も出ています。 暑さも雨も、それぞれご無事でお過ごし下さい🙏🏻 ******** 【施餓鬼法要のご案内】 8月21日(日)9時〜11時随時 先祖供養・水子供養の大法要宗旨宗派問わずお申し込み頂いております。当日ご参加頂けない場合も僧侶が丁寧にご供養いたします。 お弔いのお気持ちある方はお気軽にご相談下さい🙏🏻 TEL 0567…
今回も調布市ですが、京王線調布駅の一つ隣の布田駅近くです。鎌倉時代に創建された由緒ある真言宗豊山派の寺院、常性寺(じょうしょうじ)です。 江戸時代に祐仙法印が上総国成田山新勝寺より成田不動尊を勧請して中興したと云われます。以来、「調布不動尊」と称されています。 山門の前に成田山の石標、子育て地蔵尊、そして摩尼車があります。 成田山の石標 子育て地蔵尊 摩尼車 寺号標「調布不動尊」のある山門から境内に入ります。 調布不動尊の寺号標 山門 境内全体風景 境内は、本堂の薬師堂、不動堂、地蔵堂を中心に構成されています。庭園、池、石碑などよく配置が工夫され、整然としており、手入れが行き届いていることが分…
神奈川県鎌倉市にある覚園寺で、毎年八月十日(八月九日夜半過ぎから十日正午まで)に行われる黒地蔵盆(黒地蔵縁日)。「黒地蔵尊が亡くなられた方々へ私たちの気持ちや願いを運びとどけてくださる縁日として行われる施餓鬼法要」とのこと。近年亡くなった親族や先祖へお祈りしてきました。 昼の覚園寺も大変素晴らしいですが、夜の覚園寺は言葉では表せないくらい素晴らしい雰囲気でした。本堂(薬師堂)や地蔵堂のあるエリアは撮影が禁止なので、撮影が可能な一部のエリアの画像しかご紹介できないのが残念ですが、是非行って見て体感していただきたいイチ押しの寺院です。 NHK大河ドラマの主人公・北条義時ゆかりの寺院「覚園寺(かくお…
出張中はほぼビジネスホテル 宿泊は山鹿市にあるスーパーホテルに泊まりました。 寝るマットレスの固さなど環境が変わるせいか、出張中は普段より少し早起き ビジネスホテルの中では退屈なので、お天気の良い日は周辺を散歩するようにしています。 昨夜スーパーホテルに着く前に、近くに気になった建物がありましたので、そちらまで歩いて行ってみました。 <山鹿温泉さくら湯> <さくら湯前飲泉塔飲泉口> こちらは温泉水が飲めるようになってます 触った感じ20℃くらい?ほぼ無臭 <薬師如来堂> <山鹿灯籠民芸館> <金剛乗寺 石門> <金剛乗寺 山門> 山鹿温泉のお湯はとろみのある良いお湯でした。
今回は地獄極楽(桂昌寺跡)を紹介します。見どころが盛りだくさんの名所です。道順は前回紹介しましたし標識が充実していますので省きます。
mainichi.jp 比叡山延暦寺(大津市坂本本町)は、根本中堂(国宝)に安置されていた梵天、帝釈天、十二神将の仏像14体が鎌倉時代末期の作とみられると判明したと発表した。織田信長の焼き打ちを逃れたとみられる。延暦寺によると、同時期に同じ仏師が作り、重要文化財に指定されている聖衆来迎寺(大津市)の薬師如来像に並ぶ価値が見込まれるという。 どうやって戦火から守られたのだろう。元亀の法難では瑠璃堂を残し灰塵に帰したというが…信仰のなせる業だろう。すばらしい!
法華経講読1回目 法華経を読みましょう。 ——はい?何かご質問ですか? ——はい、お聞きします。法華経もそうですが大乗仏教の経典は、 ブッダの教えではないと聞いています. どうせなら、どう して釈尊が説かれたものに近いと言われている、「ブッダ のことば」などを学習しないのですか? ——それはいい質問です。それも追々やってみます. 釈尊入滅後、500年は、教えが正しく行われるだろうと、ブ ッダ自身も言い切っておられました.そうすると、その500 年間に、正しく修行して、覚りを得た人たちも一応、ブッダで すよね。そういう人たちが編んだ経典なら、ブッダのことばに 準ずるものではないでしょうか? 「大…
27番札所「神峯寺」(こうのみねじ)への道は、私にとっての難所ベスト5に入ります。 道は舗装され幅はまずまずなので離合はできますが、傾斜とカーブのキツさは全札所No.1ではないでしょうか。以前来た時、前を走るハイエースが、カーブでゴムの焼けた臭いと共にタイヤをキュルキュル空回りさせていたのは恐怖でしたね。とてもじゃないけど、停車して写真を撮る余裕などありません…… 駐車場から山門までの道もかなりの急坂です。到着するとホッとしますね。左側が神峯寺、右側は神峯神社の入り口です。 神峯寺は、安芸市出身で三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎氏の母君が、息子の開運や立身出世を願って熱心に参拝したことでも知られて…