最近、石が気になる。古い石を見ると、やたら気になる(笑)先日行った静岡市瀬名地区にしな歴史マップめぐりその時あちこち見かけた庚申塔という石造物。 庚申(こうしん)干支の庚申(かのえさる)60日ごと、60年ごと回ってくる。庚申の夜、人間の体内に住んでいるとされる3匹の虫(三尸の虫)が抜け出し、天に昇って天帝にその人の罪を告げ、寿命を縮めると信じられていた。中国道教信仰が基で、平安時代に伝わったようだ。庚申の日の夜は、三尸の虫が身体から抜け出さないように(眠らないと抜け出せないようだ)寝ないで夜を明かす習わしがあった。そういえば、2024年の大河ドラマ『光る君へ』の中にも、庚申の夜が出てきたな(そ…