表紙は上着をかぶっているギンコ。幻想的です。 「残り紅」では蟲のせいで足が不自由なおじいさんが登場。蟲師が昔は身近にいて稲の病気や疳の虫の対応をしていたことがわかります。流行り病でおばあさんが死亡するまではおじいさんとおばあさんは幸せにくらし、その後おじいさんはアカネと入れ替わってしまいます。何かしら対策を取らないと延々と続いていくようで怖いですね。 「風巻立つ」ではとりかぜという蟲を操るイブキと冷たいイブキの家族が登場。たつまきで優しくしてくれない家族の家を吹き飛ばせてイブキもすかっとしたのではないでしょうか。 「水碧む」では仮死状態となった人に寄生する蟲に親子が翻弄される話。鉄砲水で蟲と共…