前回の記事で示したFreeCAD 1.0.0のFEMワークベンチでによる発熱体の温度シミュレーションについて、今回はその解析結果の妥当性を検証するため、より単純な一枚板モデルを用いて手計算による理論値と比較を行った。
2024年に ‘FreeCAD 1.0.0’ がリリースされ、発熱体(体積発熱)の伝熱解析が Mac OS版のCalculiXソルバーでも可能になったことを前回のブログで紹介した。
2024年11月18日に ‘FreeCAD 1.0.0’ がリリースされた。これまでのバージョンは ‘0.21.2’ と、‘1’ 以下だったので、まだまだ開発途上の試作版、テストレベルというイメージだった。これが ‘1.0.0’ に大幅なバージョンアップになったと言うことで、使えるレベルに大幅に向上したと考えられる。