★白鳥ヒュッテ(山小屋、室蘭市) 室蘭市の背後に鷲別岳、通称「室蘭岳」と呼ばれる山があります。山頂には1等三角点が埋設されており、白鳥湾を挟んで対岸にある測量山とを結ぶ測量線は、開拓初期に重要な測量地点とされました。 室蘭岳は現在でも手軽なハイキングのコースとして人気です。その登山口から歩いて10分ほどのところにあるのが、紹介する「白鳥ヒュッテ」です。現在の山小屋は2代目ですが、最初に山小屋がこの地に立ったのは1931年(昭和6年)だそうです。当時は山スキーの拠点として使われたようです。 (白鳥ヒュッテ。玄関側(南西側)部分) 2代目となる現在の建物は、初代の建物が焼失したのをうけて、1949…