今日読んだのは、ジャック・カーリイ『百番目の男』です。 若き刑事カーソン・ライダーの活躍を描いたクライム・サスペンスです。 恋愛あり、アクションあり、暗い過去あり、の息も尽かせぬスピード感に、巧みな伏線と思いもよらない(でもフェアな)真犯人と、サービス精神旺盛で密度の高いエンタメ小説でした。 読んでいると映像が脳内に自然と立ち上がってきて、まるで良く練られた海外ドラマを見ているかのようにスイスイ読めてしまいました。 舞台であるメキシコ湾に面した港湾都市・アラバマ州モビールの美しい風景描写も魅力の一つです。 それでは、あらすじと感想を書いていきます。 あらすじ おすすめポイント 舞台・アラバマ州…