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盲亀の浮木

(一般)
もうきのふぼく

盲亀の浮木とは何か。
なんでも『阿含経』が出典で、百年に一度しか水面に出てこない亀がいて、しかもそれが盲(めくら)の亀なのに、大海に漂う浮木のたったひとつの穴にはいろうとするので容易なことではなかった、というところから転じて、出会うのが至難の業であることのたとえを「盲亀の浮木」というのだそうだ。

次のような場面で次のように使います

「(刀を構え、台詞調に畳みかけて)やや珍しや岩淵伝内。何を隠さん拙者は、その折乳飲み子たりし惣右衛門が忘れ形見、一子惣之助。これに控えしは姉のあや。汝に巡り合わせんそのために我ら姉弟、蝦蟇の膏薬売りに身を変えて尋ね尋ねし投げ打ちの後ろ傷。ここで会うたが盲亀の浮木優曇華の花待ち得たる今日ただいま、(挑発するように)ん?親の敵だ、尋常に勝負さっしゃいッ!姉者人っ、ご油断めされるなッ!」

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