福島県相馬市中村にある城。平安時代初期の延暦年間(800年頃)に奥州鎮撫のため坂上田村麻呂が最初に築いたとされる。江戸時代には天守も設けられた。相馬中村藩の藩庁で相馬氏の居城だった。
今回はかつて訪れた旅の備忘録も兼ねて相馬中村藩について。相馬中村藩は6万石、藩主は相馬氏で家格は柳間詰め外様大名、後に帝鑑間詰め譜代大名に列せられている。戊辰戦争では初め奥羽越列藩同盟に加盟して新政府軍と戦うも追い詰められて降伏。その後は仙台藩と新政府との橋渡し役をつとめたんじゃよ。 陸奥中村藩相馬氏の家紋「相馬繋ぎ馬」